いま世界で話題になっている「ジャパン・ドリーム」ではなく、「ジャパン・パラドックス」。
つまり、なぜロクな対策もとらないのに、感染が広がらないのかという点ですが、BCG
派とタイプが違う派が有力視されていますね。
「うつ病」と「新型うつ」も、似ているようで別の種類じゃないかと考えたほうが理解しや
すいかもしれません。
約5年ぶりに、北岡さん(仮名・女性)がご来室になりました。
前回ご来室時には、うつ状態ではなく、アダルトチルドレンに起因する不安感や人との
距離感を掴めないことが主訴でした。アダルトチルドレンといっても状態は千差万別です。
山手心理相談室では、カウンセリングとSSTという2つの道を選択してもらっていますが、
北岡さんの場合は前者を選択され、3回で納得されて終了しました。
今回、お話を伺ってみると、うつが良くなったり悪くなったりを繰り返しているとのこと。
最近では役職につき人間関係が複雑になったことで、気分が重くなり、仕事に集中でき
ないそうです。
お話を整理してみて、新型うつだなと確信しました。うつを繰り返す方の場合、一般の
うつを繰り返す「タイプA」の場合もありますが、多くは「新型うつ」に該当すると思われます。
新型うつは前回のように、「脳内のある部分(個人別に違います)に弱い点がある」という
方が罹患しやすい症状です。たとえば、以下のような場合です。
☆LD(学習障害)
☆ADHD(注意欠陥障害)
☆認知機能不全
☆コミュニケーション苦手症
これらの症状がある場合、物事を客観的に把握することが難しくなります。将来の
ことを考える場合などは、特に不確定な要素が大きいのですが、脳内の複数個所
で思考がストップしてしまいます。
ですから、前回うつになった原因と回復した経緯が、脳内で共有されません。前回は
前回、今回は今回というように考えてしまいます。
山手心理相談室では、ご来室いただけない方・遠方の方のために「あなただけの コミュニケーション改善」
を好評発売中です。
★あなたが、なぜコミュニケーション苦手症なのか知って
★あなただけの改善ポイントを練習し
★あなただけのコミュニケーションを創造 しませんか。
本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
まるで羅針盤のない暗闇の海を、向かう先も見えないまま漂って いるのと同じです。また、
新型うつになりやすいのも、コミュ障の方に共通しています。
*本ブログをお読みいただいた方で、「コミュニケーション」「うつ・新型うつ」どちらかに興味を
お持ちいただいた方は、ぜひ山手心理相談室までご連絡ください。このブログ ではご返事
できません。 教材ご購入のお申し込みは、 商品概要ページ へどうぞ。
Source: 週刊山手心理相談室
コメント