アメリカ生まれの「口からコロナを吐く」怪獣トランプゴンゴンですが、さすがにヤキが回った
のか、当選できないと言われていますね。でも、相手のバイデンさんが、今回もヒラリーさん
だったとすれば、もっと接戦になったのではないかと思う
です。
人間の行動は、論理的な方でも「キライ」には投票しませんからね。
アスペルガー症候群の方と一般健常者の考え方が違うのは、ご存知の方も多いと思います。
次の文章を見て、どう感じるかです。
１．トランプが怪獣なら、バイデンは人間だ。
２．バイデンが人間なら、トランプはゴジラです。
Ａ：１．は前提が違うから、間違っている。
Ｂ：２．は結論が違うから、間違っている。
Ｃ：どちらもありえないから、間違っている。
さて、どれでしょうか。
以下アスペルガー症候群の方（自閉症スペクトラム障害の方は違うことが多いです）の
解答例です。（ネタバレすると困るので、少し下にあります）
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アスペルガー症候群の方の多くは、
Ｄ：１．は前提が違うから、正しいが、２．は結論が違うので、間違っている。
なんです。え”～～～と思いますよね。なんで『トランプが怪獣なら、バイデンは人間だ』
が「正しい」んだって。でも、論理的にはこれでＯＫだそうです。前提が違うと、結論が
正しくてもそうでなくても、全体としては「正しい」のです。
「冗談」を言うときはどうでしょう。たとえば、
もし俺たちがネコなら、ゼッタイ付き合っていたと思う。
「俺たち」はネコではありませんから、当然冗談になります。ところがですね、アスペルガー
症候群の方にとっては「前提が間違っているから正しい」のです。ということは、冗談とは
感じません。そうなると、「返し」も「そうだね」としかなりませんね。
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Source: 週刊山手心理相談室
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