コロナvsインフル(漢方視点から)

内科医
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インフルは麻黄湯が効くことから考えて…
皮膚と気管支のアンバランスを狙っている。

一方のコロナは葛根湯的なウイルスだ。
皮膚と腸のアンバランスを狙っている。
次には、この太陽病期から少陽病期に入ることになる。
この時期には肺炎になりやすい身体の状態になる。

風邪は大きく3つに分けることが出来る。
一つは麻黄湯系の風邪=皮膚と気管支のアンバランス
二つ目は葛根湯の風邪=皮膚と腸のアンバランス
三つ目は香蘇散の風邪=肺と腸のアンバランス

インフルは一つ目の風邪の皮膚と気管支のアンバランスだ
コロナは二つ目の皮膚と腸のアンバランスだ。

コロナの危険な点は少陽病に入り易いことだ。
肝臓や脾臓の鬱血が顕著になることにつきる。
そして肺炎となって急変することだ。
一方では、殆どの症例では症状が軽いのが特徴だ。

コロナ精査の前の患者の微熱の状態の身体…
そして、コロナ陰性後の嗅覚障害の患者の身体…
この患者さんの身体を診ている共通しているのは…
少陽病期の実質臓器の熱が取れていない。

ウイルスは見る視点を変えないと敵にしか見えない。
ウイルスを敵視しても無駄だ。。。

如何にやり過ごすことを考えることが重要だ。
日常の体調管理をしっかりとして欲しい。

PS:美しい朝が来るまで…もう少しだよね。
   (^_-)ネッ 大丈夫だよね。
   中学生の自分には…とても素敵な存在だったなぁ。


Source: 病気って…なぁに?

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