神の詩第二章第四~六節 3

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神の詩第二章第四~六節 3

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続きです。

アルジュナは、
戦って勝つべきか、
戦わずに負けるべきか迷います。

もし勝利をつかんだとしても、
敵を殺してしまったら
別の次元では敗北となってしまう。

この記述は、
霊性進化に入る人の徳性を、
アルジュナを使って表現しています。

この世の法則では、
人を騙し、人を殺してまで物質的な富を奪っても
偽りの成功者になれます。

それと同時に
あの世では、
大きなカルマという負債を抱えることになります。

人を傷つけない、

これはとても重要なこと。

今、
世界で起きているどんなことであれ、
その背後にある高次元の計画は、
地上の人間には計り知れないものがあります。

一見、
破壊的に見える現象が、
新しい世界のために必要であったり、
悲惨な現実が
カルマの解消や人々の愛と慈悲の心を目覚めさせるものであるなど、

人は
いつも
後になってから理解するものです。

そのような中で心がけることは、
何か言ったり行動を起こすときに、
建設的創造的であるかどうか、
人を傷つけるようなことがないかどうか、
です。

誰も傷つけず、
何も犠牲にしない生き方ができるかどうか。

まさに
アルジュナが悩んだ点がそこにありました。

善と悪という概念も
何ら普遍意識に根ざしたものではありません。

アルジュナは、
自分のことだけでなく、
敵味方の区別なく、
すべての人を思いやる気持ちと献身的な意識、
この世の富を捨てても高い志を優先する姿勢、
無執着
という解脱への一歩を歩み始めていることがわかります。

輪廻転生の最終段階です。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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