婦人科診察時の「不快感/羞恥心」を減らす方法について〜肛門科もあてはまる!〜

内科医

婦人科検診/診察
50%が不快感や痛みを感じ
70%が不安や緊張、羞恥心をいだいている
80%がexposed and out of control
と思う
(←いい意訳が思いつきませんでした💦)

とのいう海外の報告があるようです😲

これを防ぐには
Talk「診察前にこれから何をするかちゃんと説明してもらう」
Position「診察の姿勢の工夫(可能ならば)」
Stop and go method「診察時に、心の準備がまだならストップしてもらい、準備OKになったらゴーサインを出す、というように、自分が制御する立場になる」
Size of speculum「小児用の診察器具などの選択肢の確認」
Pelvic floor PT「どんなに上記のことで対応しても痛みが強い場合は骨盤底を専門とする理学療法士へ紹介」

と記載されてました。

気になって調べた別の論文ではラベンダーアロマセラピーや音楽も精神的苦痛を緩和させるとも。婦人科検診では過去の性被害などもトラウマの1つになるようです。

がんの早期発見や感染症治療につながるなど、やはり診察は受けるべきですし、メリットが多すぎます。

なかなか全て日本の診療に当てはめていくのは難しいのかなと思いましたが、

これらのことは、私達肛門科領域の診察にも当てはまるなーと思いました🙆

多くの方が、なるべく不快な思いをせず、診察を受けていただけるように、配慮できればと思っています。

宜しくお願い致します🙇

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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