神の詩 第五章十二節 13

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 神の詩 第五章十二節 13

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「心を統一した者(ヨーガ行者)は、行動の結果を捨てて、究極の平安に達する。心を統一していない者は、欲望のままに行動し、結果に執着して束縛される。(十二)」

続きです。

肉体が
魂の乗り物だとしたら、

心は
魂の道具です。

ここで心の五つの作用の概略を見ていきましょう。

心の作用1:
正知(プラマーナ)(正しく優れた知)

「正知のよりどころは、直接的知覚、洞察、聖典である。」
ヨーガ・スートラ第一章七節

ここは
サーンキャ哲学を
そのまま提唱しています。

サーンキャ哲学書である
サーンキャ・カーリカーでも、
正しい認識方法は三つあり、

直接的知覚(プラッティヤクシャ)、
洞察推論(アヌマーナ)、
信頼できる言葉(シャブダ)
となっています。

正知は、
心の中のブッディを主体として使います。

心の第一形態は、
プラマーナです。

このサンスクリット語の原語は深遠な言葉であり、
一言で翻訳出来ません。

ここでは
正知
とします。

正知は、
心を究極的に鎮めて、
体験し、
洞察し、
さらにそれを
聖典の叡智で確認する
ことによって成されます。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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