ぜんそく治療薬で症状改善の例、新型ウイルスの肺炎=日本感染症学会

健康法

[東京 3日 ロイター] – 日本感染症学会は2日、新型コロナウイルス感染で肺炎の症状が出た患者に対し、ぜんそく治療薬「シクレソニド」を投与した後、良好な結果が出ているとの報告書をウェブサイトに掲載した。

報告によると、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した3人に対し、同薬を2月20日に投与した結果、2日ほどで症状の改善がみられた。

ぜんそく治療薬の投与で新型肺炎が改善した例も 日本感染症学会が報告 - ライブドアニュース
日本感染症学会は2日、ぜんそく治療薬で新型肺炎が改善した例を報告した。肺炎の患者に治療薬「シクレソニド」を投与後、良好な結果が出ているそう。一定数の症例を蓄積した上で、再度効果について発表する方針だ

COVID-19肺炎初期~中期にシクレソニド吸入を使用し改善した3例

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シクレソニド開始後2日程度で、37.5°C以上の発熱は認めなくなり、酸素化も改善しroom airSpO295%以上を維持できるようになり、体動時の低酸素血症も改善した。食欲は著明に回復し、2/22には1,200kcal程度経口摂取できたため経管栄養を中止した。全身倦怠感も改善し室内独歩可能となった。症状改善と判断し、鼻腔ぬぐい液PCRにて2/25, 2/26日にSARS-CoV-2陰性を確認し2/28退院となった。

シクレソニドは、日本で発売されている成人用の吸入ステロイド気管支喘息治療薬としては、プロピオン酸ベクロメタゾン(商品名:キュバールほか)、プロピオン酸フルチカゾン(商品名:フルタイド)、ブデソニド(商品名:パルミコート)に次ぐ、4番目の薬剤となる。また、ブデソニドはドライパウダー吸入薬しかないので、ノンフロンタイプの定量噴霧吸入剤としては3番目となる。欧州では2005年から発売され、既に世界の40カ国で承認されている。
シクレソニドは、成人用としては日本で初めて「1日1回投与」が認められた吸入ステロイド薬である(小児用ではパルミコート吸入液で1日1回投与が可能である)。これはシクレソニドが、肺内で加水分解酵素エステラーゼにより活性代謝物に変換される「局所活性化型薬剤」であり、その代謝活性物が、脂肪酸と結合して可逆的に脂肪酸抱合体を形成することで肺組織内に滞留することと関係している。エアゾール剤であることから微細粒子の割合が高く、肺内到達率が約52%と良好であることも特徴である。

気管支炎や肺疾患系、喘息が原因で悪化した方には、喘息薬が効くということですかね?

その辺り、、

元の症状を劇症化させてしまうとすれば、、

リスクの高い方は、それなりの防衛策をしていくことは大事です。

アレルギー・炎症のある方は要注意ですね。
高齢の方は新型コロナに限らずインフルエンザでも劇症化します。

リスクは同じです。
取り敢えずこの辺で。

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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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