新型コロナでは
死者が少なくとも大注目されています。
そして
各国が競うかのように
都市封鎖を実施して
経済的な混乱も始まっています。
その一方で、
どんなに多くの人が犠牲になっても
無視される病気もあります。
世界にはたくさんの感染症があり、
その多くは
実質上
無視されています。
NTDs
Neglected Tropical Diseasesの略です。
(無視される熱帯病群)
NTDsは、
驚くべきことに
世界149の国と地域で蔓延し、
感染して苦しんでいる人の数は
すでに
約10億人にもなります。
その中には、
5億人の子供たちも含まれます。
NTDsには、
17の病気が含まれます。
ブルーリ潰瘍、
シャーガス病、
嚢尾虫症、
デング熱/デング出血熱、
ギニア虫感染症、
包虫症、
食物媒介吸虫類感染症、
睡眠病、
リーシュマニア症、
ハンセン病、
リンパ系フィラリア症、
河盲症、
狂犬病、
住血吸虫症、
土壌伝播寄生虫症、
トラコーマ、
トレポネーマ感染症
これらの病気の多くは、
短期間に流行したり、
すぐに亡くなるような派手な病気と異なり、
ゆっくりと静かに進行していきます。
そして、
時間がたつにしたがって
身体に大きな支障が出て
働くことも出来なくなり、
心身に著しい障害が出てきます。
ある意味、
急性感染症よりもはるかにたちの悪い病気です。
たとえば、
住血吸虫症に苦しむ人は、世界に2億人以上います。
この病気にかかると、
長期にわたり、
じわじわと内臓が蝕まれていきます。
この病気は、
抗吸虫薬で低価格で簡単に安全に治療することができる
のですが、
それでも現実は
治療が必要な患者のたった14%にしか治療されていないのです。
安価な薬を手に入れることができるなら、
誰も
どこの国も助けようとしない、、。
未だにNTDsに苦しみつづけているほとんどの人は、
必要な医療を受けることができず、
必要な治療薬を入手できていません。
貧困国で発生していることや
製薬会社としてはビジネスになりにくいことなどをはじめ
さまざまな理由から
無視されています。
製薬会社にとっては、
心臓や糖尿病の薬、降圧剤、コレステロールの薬のように
長期間に継続的に服用する先進国向けの薬の方が
はるかに利益になるのです。
風邪をひいただけで、
さまざまな薬が過剰に処方される薬大国日本では、
感染症(NTDs)に苦しむ人々が
たくさんいて、
満足な治療薬すら与えてもらえないことを
知らない人も多いでしょう。
だからNTDsと呼ばれているのです。
この図は、
左側が多くの人が考えている世界
右側が本当の世界の姿。
「グローバルヘルス」(Global Health)という言葉があります。
いままでの考え方は、
「二国間」でした。(International Health)
感染国と援助国。
でも
新型コロナや新型インフルエンザ、多剤耐性感染症を始め、
病気に国境がなくなってきたことから
世界的な視野に立って
感染症の蔓延を考えなければならない時代になったのです。
1月初めまでの時点で
でも
あまり報道されませんでした。
結核では
毎年100万人以上の人が死亡しています。
でも
報道されません。
日本だけでも年間17万人ほどの人が
結核で亡くなっています。
でも
今は
新型コロナで、一人亡くなるごとに
テレビで不安を煽ることが続いています。
特効薬が無いから心配?
ケイシー療法のように重曹だけでも
予防にはとても効果がある使い方もあります。
でも
商業ベースに乗らない予防や治療薬は
どんなに効果的であったとしても
特効薬として扱われることは無いでしょう。
同じ地球の同胞が
苦しんでいます。
しかもずっと前から。
魂に国境はありません。
本当に
人命優先というのであれば
特効薬があるのに使うことが出来ないでずっと苦しみ続けている人にも
眼を向けるべきだと思います。
確かに
新型コロナのように
情報過多に振り回されることなく
一連の現象を
物質的な側面からではなく
エネルギー的な面から見るよう
心がけてください。
今見ている世界への認識が
大きく変化していくはずです。
いったい
どんな学びがあることでしょう。
きっと
感謝の気持ちがでてくるのではないでしょうか。
これが
物質世界に身を置いて実践しながら
それを
エネルギー世界からの視点で見る楽しみです。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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