院内感染の実態について…

内科医
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ダイアモンドプリンセス号です。

ん~~~
院内感染について一般市民の方は認識が足りませんよね。

ダイアモンドプリンセスから入院施設の自衛隊病院に入ったこと。
このことで院内感染が起きなかったのは医療関係者すれば当たり前のことです。
コロナウイルス感染症と分かっているため、それなりの対策をすれば良いだけです。

一方の都内にある病院は…救急外来にどんな患者が来るか?分かりません。
そのため、急患を入院させ医療をする良心が仇になり…院内感染が起きることもあります。
それは最初の診察では分かりません。PCR検査は結果まで数日かかります。
その間に病棟内に広がります。それはダイアモンドプリンセス号と同じ環境だからです。

急患を受けいてくれる病院ほど良い病院に違いないと思います。
この中で院内感染が起きたときに、医療現場を知らない一般の人からのパッシングが
起きますが、この様なことが起きるために「新規入院患者は診ない」と言うことになります。
今は新規入院患者を受け入れないという病院が増えています。

どうして…この様なパッシングや感染地図マップに、その良心的な病院が入るのでしょうか?
これでお金を得ている人がいるのならば…いい加減にして欲しいと思います。

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アビガンで9割回復」との記事

一方ではアビガンはコロナウイルス感染症に有効性が高いとの報告もあります。
使い始めた時点ですので、その後の副作用は分からないことから認可はされていませんが
コロナウイルス感染症の多くの人がアビガンを服用している様です。

この様なことが理解できない一般の人によって、医療現場は逼迫しています。

自分のクリニックをいつもと同じ様に診察しているのは…状況としては苦しいです。
でもクリニックの光で皆さんに安心を与えたいという思いがあります。

また自分も勤務医時代に院内感染や結核疑いの患者さんの診療経験をもあり
今回のコロナウイルス感染症に対しての感染への不安感は殆どありません。

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中国でコロナウイルス感染症の治療を最初にして、その情報を流そうとして
拘束され亡くなって行った医師は…とても素晴らしい医師です。

自分もこの医師の様になれるように頑張ります。
「どうか自分にも先生の様な医師になれるようにお力をお貸し下さい!」
そんなことを願う毎日です。うん(^_^)

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PS:ひこうき雲です。自分は…難病で亡くなっていく子供達を救いたかった。
  でも…自分は小児科には向いていませんでしたので、内科医になりました。
  そのため「癌の理論的解析の研究」を20年してきました。
  今でも、患者さんを守ることは医師としての使命と思い診療しています。。。


Source: 病気って…なぁに?

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