気持ちが落ちたとき
もう這い上がることなんて
できないんじゃないかと思うことがある。
もう何度もそんな経験をして
でも、そのたびにちゃんとまた浮上する。
どん底を経験した時でさえ
そうだったのだから
もう良い加減この法則を信じた方が良い。
というか
自分自身を信じてあげた方が良い。
そうじゃなきゃ
とても失礼だから、私に対して。
生き物だから
上がったり、下がったりがあって当然。
不安定が安定
ロボットではないのだから。
もうだめかも…
そう感じた時ほど
だけど、
なんとかなる気がするのよね!と
たった1ミリでも
顔を上げることができたらなら
こっちのもの。
俯いたままだったら
見えなかったものが
ちゃんと視界に入るようになるから。
つい最近、職場のコンビニに
新月みたいな女性客 がいらした。
キョロキョロと店内を見渡し
私を見つけると
顔いっぱいに笑顔を広げ
「ナナコさん!」と
歩み寄って来てくれた。
最近、梅雨で気分も落ちてて
外にも出づらくて
でも、今日は出てくることができました!
せっかくだから
どこかのお店でご飯を食べてこようと
思っています!
その前にお顔が見られたらなって
お店に寄ってみたんです!
そんなふうに話してくれた。
以前、この女性に
小さなメッセージを添えて
商品をお渡ししたことがあった。
その励ましのメモを
今でも大事に部屋の壁に貼り
生きるチカラにしていると教えてくれる。
お顔を見るだけで元気になれます!
そんな言葉をかけてもらえるなんて
なんて幸せなことだろう。
この日の私は、ここ1ヶ月くらい
落ち込み続けた自分から
もうそろそろ突破しなければ、と
ギアチェンジをしようと思っていたのだった。
ようやく「顔をあげよう」
そう意識を変えた途端に起こった
エピソードだった。
そう、ちゃんと顔を上げさえすれば
この世界は歓びに満ちている
それを思い出させてくれた女性客に
感謝が溢れて来て
クヨクヨしている場合じゃない、と
チカラが湧いて来た。
もう十分。
落ち込み切った、感じ切った。
だから、そんな状態にも飽きて来た。
こんなこと
もっとサクッと
脱出できる自分になろう。
焦らずに、でも、止まらずに。
もうだめかも。
世界中が悲しみに溢れて
溺れそうになった時
どうか忘れないでいて。
そこから顔を出せば
キラキラひかる水平線があること
青空と太陽があること
もっともっと
たくさんの歓びに触れらることを。
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Source: HSP片付けブロガーの「生きづらさ」が消える片付け
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