お盆に突入しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。梅雨が明けてと思ったら、
この暑さですから、むしろ7月が涼しくて良かったのかもしれません。
ところで、「温暖化」と言われますが、実際にはどうなのかと思って52年前(1968年)の気温と
一昨年(2018年)の気温を比較してみました。
(ブログテーマとは関係が少ないので、1968年のみ表示)
1968年7月のデータを見てみると、この表では、確かに夏は暑いのですが、東京、大阪では
まったく猛暑日(35℃以上)を記録しておらず、唯一猛暑日を記録している名古屋でもたった3回。
ところが、現在(2018年7月)ではどうかというと、都市部の最高気温が上がっていることが
分かります。わかります。50年前との7月の最高気温の差は、那覇では31.1℃→30.8℃(-0.3)と
ほとんど変化がないのに対して、東京では28.0℃→32.6℃(+4.6)、大阪では30.1℃→34.1℃(+4.0)、
名古屋では29.6℃→34.4℃(+4.8)と3大都市では4℃以上の上昇がありました。
今60代・70代の方が「昔はエアコンなんかつけなかった」のも、論理的に説明できるわけです。
これだけ気温が上がると、心理的な影響も大きく、不快さが増加しうつやイライラがひどくなります。
原因が「気温」「気候」ですから、薬やカウンセリングより、まず温度を下げましょう。
ということですが、上記のような要因を抜きにすると、うつの改善や回復にはどのようにすれば良い
のでしょうか。
☆まず、web会議やテレワークをできるだけ少なくする必要があります。経済的効果から考えると
必要不可欠に思われるものですが、①目から入るストレス②まとまりにくい結論などを考えると、
たとえ少人数でも、集まって短時間会議した方が脳へのストレスが少なくて済みます。
これは、IT業界従事者に確認すれば確認できます。目や肩・首などが過度に緊張するために、
時間をかければかけるほど、脳への負担も増加することになり、うつや不眠などを訴える方の
多いこと。ウソだと思われる方は、試しに一日中パソコンに向かってみてください。スマホでも
かまいませんよ。
うつの改善・回復には、まずその要因を分析する必要があります。たとえば、事業がうまくいかず
経営悪化がうつの原因という場合に、いくら気持ちの上で寄り添ったとしても、「あなたはお金
があるからそんなことが言えるんだ」としか考えられません。通常のうつ病の場合、寄り添い
と回復の見通しを立ててあげることが大切です。
これからしばらくは、「ウツの見極め」と「改善」について説明していきたいと思います。
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本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
まるで羅針盤のない暗闇の海を、向かう先も見えないまま漂って いるのと同じです。また、
新型うつになりやすいのも、コミュ障の方に共通しています。
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Source: 週刊山手心理相談室
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