タナカたちのザイタクチームは、
ザイタク緩和の一番手は、
お風呂だ、と考えている。
お家に帰ってまずは、お風呂に入って、
ゆっくり、さっぱり、スッキリしていただきたい。
開業して5年位はお家のお風呂に、
徹底的にこだわっていた。
退院されたその日のお風呂や、
初孫さんを抱いて入るお風呂、
呼吸停止して、診断が終わったあとのお風呂、
などなど、
ご家族とうちのスタッフや訪問入浴のスタッフとで、
ご本人が、大好きな、また、大好きだったお風呂に、
よく入ってもらった。
薬や会話や技術だけでは、
緩和できない苦しみも、
ザイタクでお風呂に入るだけで、
どんな緩和よりも緩和できていた。
踏ん張ってきたそれぞれの人の人生を、
大きく優しく癒やしてくれた。
このザイタク緩和の原点、
『ザイタクでお風呂に入ること』を、
もう一度思い出し、チャレンジしたい。
最近、少し、慣れが出ていて、
お風呂へのこだわりが薄らいでいた自分に反省中。
ホウモン入浴だって、
お家のお風呂だって、
丁寧に関わっていきたい。
人生の苦しみさえも、
ザイタクお風呂緩和には、
きっと癒せる力がある。
先日の中尾先生のブログにも書いてあった。
お父さんを家族でお家のお風呂に最期まで入れていた話だ。
お家に帰ろう、そして、お風呂に入ろう。
ゆっくり癒やされてゆっくり寝てください。
おやすみなさい。また明日。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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