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クリニックを訪れた患者さん。長年ニュージーランドに住んでおり、ニュージーランドでは自然療法を取り入れておられました。できるだけステロイドは使いたくないというご希望がありましたので、必要なステロイド剤を処方したうえで、マインドパワー(ハンドヒーリング)の施術を提案したところ全く抵抗なく希望されました。ニュージーランドでは、クリニック(病院)の看板にレイキと書いてあることもよくあるそうで、レイキやヒーリングなど自然に国民に受け入れられていると話してくださいました。後で調べてみるとニュージーランドでは約80%の人が代替医療(西洋医学以外の治療法)を利用しているようです。
海外では、日本に比べると西洋医学以外の治療法、つまり(補完)代替医療がずっと普及しています。
ドイツでは補完代替医療にも保険適用がなされ、自然療法、心理療法などが国民に提供されています。大学医学部でも、代替医療教育が実施されています。予防医学や保養のために、国内各所に保養施設や温泉が320 か所以上もあります。
イギリスでは、補完代替医療における保険適用が広く認められています。補完代替医療を実施するクリニックは多数ありますが、マンチェスターのヨーロッパ最大のがん専門病院であるChristy Hospital は、毎年12000人に上る入院患者を受け入れ、さまざまな統合サポート、補完療法を無償提供されています。
米国では、大学医学部に統合医療教育プログラムが開かれ、医師、医療従事者、医学生、一般市民に向けて様々なプログラムが提供されています。国民の4割が補完代替医療を利用しており、がんの治療にも積極的に補完代替医療を取り入れることで、がんによる全体の死亡率が減ってきています。
こうして見ていくと、日本がいかに海外に遅れをとっているということがわかります。西洋医学を決して否定しているわけではありません。ただ、日本では西洋医学以外の治療法は、悲しいかなまだまだ『うさん臭い』『あやしい』と言った偏見の目で見られているように感じるのです。実際には、患者さんは整体、鍼灸、マッサージ、サプリメントなど様々な方法を取り入れているのですが、それを表立って主治医の先生に言えない現状があります。手術、抗がん剤の治療を断ろうものなら、「それではうちの病院ではみません」と受診を断られてしまうケースも多々あります。
せっかく身体に優しく、効果のあるものがたくさんあるのに、健康になるチャンスをあえて遠ざけられているようでもったいない限りです。日本でも、それぞれの良いところを取り入れて、「治ればなんだっていいじゃないか」「良いものは何でも取り入れましょう」というスタンスで医療がおこなわれていけば、救われる患者さんはもっと増えることでしょう。
マインドパワー(ハンドヒーリング)は、薬を使わずにエネルギーの滞りを解消させ、痛みやかゆみなどの諸症状を取り、自然治癒力を高める治療法です。西洋医学と組み合わせることで、その効果を高め、副作用を軽減できると考えます。これまで、科を問わず多岐にわたる疾患の改善症例をご紹介していますが、まずは気軽に試してみていただきたいと思います。そして、医療者の方には自分の手で患者さんを癒していただきたいと願っています。医療への常識・価値観が変わり、命への向き合い方が変わってくることでしょう。
患者さん中心の医療、愛ある医療を目指したいですね。
書籍紹介
- 臨床心理学から見たエネルギーヒーリング
幻冬舎より第2弾。心理学の世界からマインドパワーについて解析!
全206ページ 1620円(税込)
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- 「意識のめざめ~私が人生で知りたかったこと」
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マインドパワーを手にし、病を克服し、運命を変えた約200人による寄稿集。パワーを手にして臨床現場で生かす医師8名の記事も掲載。
全220ページ 1188円(税込)
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太陽の丘クリニック公式ブログ
福岡市の郊外にある太陽の丘クリニックは、豊かな自然に囲まれた癒しのクリニック。必要な検査や投薬は行いながら、西洋医学をベースに患者さん本来が持つ自然治癒力を高める診療を目指しています。遠方から来られる患者さんのためにも土日・祝日も診療を行っています。http://taiyonooka-clinic.com/
Source: ドクター美都の挑戦
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