高校の同窓会があって、(もちろん今じゃないですよ、むかしむかし)同じクラスだったラグビー部の
キャプテンS君が、「Pさん、久しぶりだね」と声をかけてきました。たしか、当時はイケメン+スポーツ
万能で、クラスのモテ℃number1だったはずですが・・・・。まだ20代なのに、髪の毛をどこかに
落としたらしく、ほとんど誰だか分かりませんでした。不思議そうな表情だったのか、「Sだよ」と
念押しまでいただいて。人間の印象って「髪様」でこんなに変わるものなんですね・・・・。
中学校から高校にかけて、クラスにはなんとなくヒエラルキー(階級制度)がありませんでしたか。
A君にはB子。C君にはD美という具合に、何となく「釣り合っている」と感じるカップルさんが
いましたね。
もちろん、女性同士でも「Z子なんて、クラスの最下層だよね」って、マウントを取りに行ったりして。
なんとなく、クラスでの「自分の順位」を付けて、無謀なチャレンジを回避していました。
<自分はクラスの真ん中あたりだから、彼もトップクラスは望め・・・ないな>
ということです。だから、何となく同じ階級の子と友達になります。
ところが、クラスの中でもそのヒエラルキーに属すことなく、「フリークラス」に属する方も存在します。
アダルトチルドレンや自閉症スペクトラム障害の方、ADHDの方などです。(全員ではありません)
☆私は勉強だけできればそれで良いの。
☆せっかく同じクラスなんだから、片っ端から声かけてやろう。
☆どうせ僕には「高嶺の花子さん」だから、声かけるだけ無駄だよ。
などなど、クラスの雰囲気にもなじめないどころか、下位のヒエラルキーをものともせず、浮きまくる
ことを感じず、声をかけまくるADHDさんもいました。
なぜ無謀な挑戦や、不自然な「達観」が発生するのかというと、脳内の処理がうまくいかないために、
相手のヒエラルキーを”感じ取れない”のです。自分と釣り合っているのななんて、思いもしません。
だから、時には「A子、Xと付き合ってるんだって。まるで美女と野獣だね」「物好きだねえ」という
組み合わせが発生したりします。
ということで、それらのカップルさんがどうなるでしょうか。(続きをお楽しみに)
*ヒエラルキーは「階層」、特にピラミッド型の階級制度を意味する用語で、元は聖職者の階級構造
のことを指しました。
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Source: 週刊山手心理相談室
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