神の詩 第一章第十四~十六節 5/7

その他

神の詩 第一章第十四~十六節 5

写真はガンジス川
golden-hour-2440066__340

アルジュナの軍隊の法螺貝の音は、
人体に存在する各霊的中枢が目覚めの象徴となります。

人の身体は、
肉体の背後に精妙なエネルギーレベルの身体を有しています。

エネルギー体では、
創造主からのエネルギーを循環させるシステム(ナディ)が備わっています。

ナディNadiとは
サンスクリット語で
「流れ」や「経路」を意味し、
生命エネルギーであるプラーナの通路とされています。

生命エネルギーは、
このナディを通って全身に分配されるとしています。

古代のウパニシャッド期の文献では、
ナディは、およそ73,000あるとされている詳しいものや、
350,000あるという記述のものまであります。

これは
どのくらいまで細かく見て分類するかで定義される数字であり、
違う意見というわけではありません。

ナディに関しては、
「シュリ・ジャーバラ・ダルシャナ・ウパニシャッド」

「シャンリラ・ウパニシャッド」
に最も詳しく説明されています。

最も重要なナディは、
14ほどになります。

その中でも最も重要なものには、
イダー、ピンガラー、スシュムナー
と呼ばれるナディです。

イダーとピンガラーは肉体器官では、
左右の交感神経幹に相当し、
スシュムナーは脊髄に相当しています。

このナディが
全身をくまなく網目のように張り巡らされている中で、
主要なナディや多くのナディが集中する場所を
霊的中枢(チャクラ)
と称します。

意識の焦点が
一番下の霊的中枢から
スシュムナーを上昇するにしたがって、
私たちの意識状態は変化していきます。

その性質は、
地(固形)から水(液体)、火、風(気体)、空へと変化します。

一番下に在る
ムーラダーラ・チャクラ(第一チャクラ)が地(固体)の領域であり、
物質世界の領域での日常生活はここのエネルギーで問題ありません。

意識が次の霊的中枢であるスヴァディスターナ・チャクラ(第二チャクラ)まで上昇すると、
より微細な水の性質を持つ次元へと変化します。

さらに上の
マニプーラ・チャクラ(第三チャクラ)まで上昇すると、
水の性質は火の性質となり意識はさらに微細さを増していきます。

さらに上に上がっていくと、
さらに微細になっていきます。

霊的脊髄であるスシュムナーを上昇していく過程で、
粗い波動から微細な波動へと移行していきます。

これらの変容の種子は、
すべての人の中に内包されているものです。

また
これら五つのチャクラは、
延髄から人体内に取り入れた宇宙エネルギー(プラーナ)を
五つの生命エネルギーの流れに分ける役割も担っています。
チャクラに関しては
この程度の知識に留めておいた方がよいでしょう。

これは本来、
自己浄化と自己制御の修練を行い、
執着を断った時に自然とクンダリーニが上昇を始め、
それに伴い認識されるものだからです。

興味本位で行うチャクラの活性化テクニックは、
霊性進化の妨げになります。

聖書には次のように記されています。
「「天地の主なる父よ。あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました。」マタイによる福音書11-25

これは
神の元では人の知識など取る足らないことであり、
知識よりも、(幼子が親を求めるような)神を求める純粋さ誠実さの方が大切であることを意味しています。

続きます。

ひかたまインスタ
app-icon2

今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
応援クリックお願いします。


人気ブログランキング

Source: ひかたま(光の魂たち)

コメント

タイトルとURLをコピーしました