神の詩 第一章第十四~十六節 6

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神の詩 第一章第十四~十六節 6

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ここで少し
聖音AUM
について言及しておきましょう。

AUMは、
宇宙の基本音です。

AUMは、
AとUとMと言語音を超えた音(アナーガタ)
で構成されています。

「マーンドゥーキヤ・ウパニシャッド」に
AUMの神髄が記載されています。

この聖なる音は、
すべての存在の中に鳴り響いているもので、
特定の技法を続けることによって、
誰もが霊的な耳によって
自分の内側から聴くことのできます。

この三音は
創造、維持、破壊
を象徴する言霊で、
インドでは
ブラフマ・ヴィシュヌ・シヴァの三神で象徴されます。

Aは頭の周波数に共鳴し、
Uはハートの周波数に共鳴し、
Mは丹田から第一チャクラまでの周波数に共鳴します。

この言霊は
脳内を満たし、
それから
脊髄を通ってハートを拡げ、
生命力の源泉に到達し身体中が共鳴していきます。

それは
肉体レベルを超えて至上霊である神との合一に至るための乗り物となります。

AUMは、
創造活動する神の性質の三つの相の一つです。

ヒンズー教では
オーム・タット・サット
で表されます。

オームは、
創造主である神が波動として現れたもの、
万物万象はこのオームから創られました。
ヨハネの福音書の「ことば」と同義語です。

タットは、
すべての被造物の中に含まれる神の知性です。

サットは、
すべてを超越して存在する神を意味します。

このオームで表される波動が
意識の深い部分へ浸透していくと、
オームに内在するタット(神の知性)に触れることが可能となり、
それが
至上霊である神との霊交へとつながっていきます。

聖書では

ヨハネの福音書十四章六節にある
「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたし(タット:神の知性)によらずに、父のみもと(サット)に行くこと(普遍意識に達すること)はできない」
という表現で示されています。
インドの聖典においては
聖音AUMの唱え方は
いくつかの方法があります。
伝統的にAUMは三回一セットで唱えられます。

これも機会があれば
ゆっくりと
説明、実習していきましょう。

AUMのような聖音が
善い目的にも悪い目的にも使えるように、
私たちの口から発する声は、
善いものであれば
自分自身も癒し、調和されますし、
悪いものであれば、
自分自身が傷つけられます。

「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。」
ヨハネによる福音書1-1

「アーメンたる者、忠実な、真理の証人、神に造られたものの根源である御方」
ヨハネの黙示録3-14

続きます。

神理の扉 聖なる変容と霊性進化の道
光田秀
きれい・ねっと
2020-04-12


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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