今となっては、いたのかいなかったのか不明の聖徳太子ですが、「祈りの回廊」に、地元では
太子の自宅は斑鳩（法隆寺近辺？）にあって、そこから御車で藤原京（奈良県橿原市近辺）
までお通いになられていたそうです。今でも電車乗り継ぎだと１時間以上かかる距離を、毎日
ゆったりと通っていたとは思えませんが・・・・・。
アスペルガー症候群等の夫をもつ妻は、何をどうすれば夫が「ちゃんと」生活するようになるのかが
さっぱり分からず、「書けばわかるっきゃ
」と思って、紙に「すべきこと」を書くことがあります。
ところが、どれほど書いてもダメなので、カサンドラ症候群となって怒鳴りまくることも。
たとえば、明日辺家では以下のような「憲法」を定めています。
第一条：ゲームはほどほどで切り上げること。妻と一緒の時は原則禁止。
第二条：妻の見た目のことを悪く言わないこと。
第三条：真剣な話に対して逃げる・黙る・怒鳴る・いなくなるなどの行動はとらないこと。
第四条：めんどくさいことほど優先順位を上げるようにすること。
第五条：妻の体調が悪いときは真摯な対応をすること。心を込めて看病すること。
・
・（中略）
・
第十六条：以上の点に留意し、明日辺家ならびに妻・子の恥にならない行動をすること。
奥様の日ごろの辛さが全開になってますね。
でも、この文章、夫には通じないところが多すぎるのです。
列挙すると
ゲーム・ほどほど・原則・見た目・悪く・真剣な話・めんどくさいこと・ほど・優先順位・真摯
心を込めて・留意・恥にならない・行動
これだけ理解できない言葉があると、何語を聞いているのか分からないですね。最初の
「ゲーム」くらいワカルデショと思う方も多いと思いますが、たとえば、家族でするトランプ
などと、一人でするスマホゲームを、どこで区別すれば良いのかなんて、実は「空気読み」
の範疇です。
また、心を込めてや真摯などは、それこそどうすれば良いのか雲をつかむような仕事に
なります。
アスペルガーさんの改善スピードを速めるには、ご家族のお力が必要です。夫が、子供が
意味不明な方は、カサンドラ症候群によって猛獣に変身する前にお立ち寄りください。
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Source: 週刊山手心理相談室
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