アトピー性皮膚炎の重症度の参考になる『TARC』が、新型コロナの重症化の予測に役立つのではないかという研究結果が報告され、新型コロナの重症化判定の補助として保険適用になったと報道がありました。からだの中にある免疫細胞のうち、『ヘルパーT細胞』というリンパ球のグループがあります。そして、ヘルパーT細胞は、大きく『ヘルパーT1細胞』と『ヘルパーT2細胞』にわけられます。このヘルパーT2細胞は、アレルギーに関与しやすいリンパ球であり、『Th2』と略されます。
細胞と細胞は、普段から連絡を取り合いながら活動しています。
『Th2ケモカイン』とは、『免疫細胞のうち、アレルギーに関係している細胞のグループ内で情報を伝える物質』ということです。重症化を予測するTARC値に関し、報道では95pg/mlが目安として示されていました。TARCが高くなると新型コロナが重篤化しにくくなる理由は十分にはわかっていないようですが、TARCは小児のほうが高い傾向があるために、子どもが重症化しにくい理由の一つになるかもしれないと考察されています
『Th2ケモカイン』とは、『免疫細胞のうち、アレルギーに関係している細胞のグループ内で情報を伝える物質』ということです。
ケモカインCCL17は、胸腺で、樹状細胞、マクロファージ、単球などの抗原提示細胞によって産生される強力なケモカインです。 CCL17は癌において複雑な役割を果たしています。それはT制御性細胞を引き付け、いくつかの癌が免疫応答を回避することを可能にします。
胸腺は、胸部の中央の前(腹)側に位置します。より具体的に説明します。胸部の左右の肺の間に挟まれる部分を縦隔と呼びます。胸腺は縦隔の上(上縦隔)かつ前(前縦隔)の方で、胸骨の裏側にあります。
大きさは成長とともに変化します。誕生時には10グラムから15グラム、思春期には最大の30グラムから40グラムになります、その後は徐々に小さくなり、成人以後は、脂肪の一部のようにみえます。
胸腺は免疫と関係のある役割を担っています。血液中には免疫を担当する細胞が何種類もありますが、胸腺と関わりがあるのは主にT細胞(胸腺のthymusから”T”が命名されています)です。一般に、骨の中(骨髄)で作られたリンパ球が、成熟したT細胞に変化していく際に重要な役割を果たします。免疫細胞の重要な機能として、自分の細胞を、間違えて外部の細胞と認識して攻撃することがないようにするものがあります(自己寛容と呼ばれます)。胸腺はT細胞にこの機能を与えます。
胸腺含む過去記事。
姿勢が悪いとバストに向かう血流やリンパの流れが滞る。すると、背中がこわばり、肩こりや体のむくみ、冷え、重い月経痛の原因に。乳房をほぐすことでこれらの不調を改善に導くのが「おっぱい体操」だ。
もともとは助産師の神藤多喜子さんが、授乳期に胸が張る、母乳の出が悪いなど、産後の母乳トラブルを解消するために考案したエクササイズだが、女性全般に効果がある。「脳の視床下部に働きかけて、女性ホルモンのエストロゲンの分泌のバランスを整え、子宮や卵巣まで状態がよくなるようだ」と神藤さんは語る。やり方を右の図に示した。直接乳房に働きかける前に、まずは腕のストレッチ。腕まわりの筋肉はバストを支える土台になっており、ここをほぐすことで血流やリンパの流れが改善しやすくなるからだ。https://bizgate.nikkei.co.jp/article-image?ad=DSXDZO3797984013012012W13001&ng=DGXZZO38129390Z10C12A1000000&page=1詳しくはコチラ
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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