ここ数年で色々なアニメを見てきたが、特にハマったのは4作品。
4大神アニメ
- シュタインズ・ゲート
- まどかマギカ
- Fate/Zero
- コードギアス
アマゾンプライム会員であれば、シュタインズ・ゲートとまどかマギカ、Fate/Zeroは見放題になっているので、見なおしてみた。
今回は「まどかマギカ」の感想と解説。
まどか☆マギカのあらすじ
平凡な中学2年生・鹿目まどかの前に、魔女と戦う「魔法少女」と、魔法少女のスカウトマンである小動物「キュゥべえ」が現れた。
魔法少女になる契約をすれば何でも一つ願いが叶えられるというが…。
可愛らしいキャラクターデザインで、一見プリキュアみたいなアニメにも見える。
▼プリキュアの妖精のようなマスコットキャラ「キュゥべえ」▼
実際、放送前はまったく期待されていなかったそうだ。
前評判:うめ絵で魔法少女とか駄作の予感しかしねーと大多数
まどかマギカをリアルタイムで放送してた時どんな評判だったの?
しかし実際の内容はまったく異なっていた。
もし見たことがない人がいれば、ネタバレを見ずに視聴してほしい。
1クール(12話)で短いし。
以下ネタバレあり。
まどかマギカネタバレ感想
見た目に反して、ストーリーはかなりダーク。
さらに劇団イヌカレーの描く魔女空間は、かなり気色が悪い。
劇団イヌカレー
日本のアニメーション作家ユニット。
幻想的で、不気味さ(グロテスク等)を具えた絵柄および映像表現を持ち味としている。
この可愛らしいキャラデザインとのギャップがまどかマギカの魅力のひとつ。
見た目はプリキュアだが、中身はベルセルクだったというような感じ。
▼ベルセルク12巻より▼
「キュゥべえ」も実はかなり邪悪なキャラクターだった。
魔法少女まどかマギカというタイトルなのに、「最後までまどかが魔法少女にならない」という意表を突いた展開にもシビれた。
3話の衝撃
第3話で主要キャラのマミさんがあっさりと死亡。
確かに衝撃ではあるが、死亡フラグが立ちまくりだったので「まあこんなものか」という印象。
「マミさんはもう一人ぼっちでなんかじゃないです。」
「この魔女を倒すまでに願い事が決まらなかったら、キュウべぇにごちそうとケーキを頼もう。それで、みんなでパーティーをしよう」
まどか☆マギカ第3話より
しかしこんなものでは終わらなかった。
ダークすぎる8話
電車内のホストたちの会話
女は人間扱いしたらダメっすねえ。
イヌかなんかだと思って、躾(しつ)けないとね。
アイツもそれで喜んでるわけだし。顔殴るぞ!って脅せば、まずたいていは黙りますもんね。
まどか☆マギカ第8話より
とても子供には見せられない、笑ってしまうくらいダークなセリフ。
そしてまどかの友達のさやかが闇落ち。
▼ベルセルク12巻より▼
もはや可愛らしさの欠片もなくなってしまった。
10話の神展開
ひたすた鬱展開の続く中、10話で唐突に始まる謎のお話。
まったく性格の違うほむらが登場する。
それが最後に全部つながって伏線が回収されるのは鳥肌もの。
序盤からの違和感がすべて解消され、物語の全貌が明かされる。
ほむらは何度も同じ時間を繰り返しているタイムトラベラーだったのだ。
だってほむほむの振る舞いがただの電波行動から純愛百合行動に180度転換されて解釈されるようになったんだぞ
このアニメの本当の主人公はまどかではなく、ほむらだといえる。
ダークさやグロさがクローズアップされがちだが、この伏線回収の完成度の高さがまどかマギカの本当の魅力。
まとめ
ここまでの作品は他にはなかなか見つけられない。
まったくのネタバレなしでこのアニメを見たので、その衝撃は未だに忘れられない。
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Source: 皮膚科医の日常と趣味とキャリア
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