神の詩 第二章第三十三~三十六節

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 神の詩 第二章第三十三~三十六節

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「しかし、この正義の戦いを行わなければ、汝は自己の任務と名誉を失って、罪を負う
だろう。(三十三)」
「人々は汝の不名誉をいつまでも語り継ぐだろう。名誉ある者にとって、不名誉は死よりもひどい不幸である。(三十四)」
「偉大な戦士達は、汝が恐れて戦場から逃げ出したと思うだろう。汝を尊敬してきた者
達は、汝を軽蔑するだろう。(三十五)」
「汝の敵も口々に汝の力を中傷し、口汚くののしるだろう。これ以上の苦しみがあろう
か。(三十六)」

人は、
例外なく
原因と結果の法則、
つまり
因果律の中で魂を磨いていきます。

そのため
使命を放棄すれば、
それ相当の結果を生じるのは当然のことです。

極端な喩えをすると、
私たちは皆
「自分」
という飛行機(肉体)を操縦するパイロットのようなものです。

飛行中に
操縦を放棄してはいけないのは明らかです。

大自然の公正な法則として
因果律
があります。

任務を遂行するのも、
放棄してしまうのも、
個人の意思次第になりますが、
魂を磨くために地上に下りてきた以上、
どちらを選択すべきなのかは
明白です。

地上に繰り返し転生してきて、
魂を磨くことによって、
霊界で遂行すべき使命を果たすための
霊的な資質を養い、
霊性を高めていくことになります。

言い換えれば、
人は
霊界での各自行うべきハタラキがあり、
それを遂行するだけの高い霊性を培うために、
地上に下りることを選択したと言えます。

でも
地上でのやるべきことさえ放棄する人間が、
霊界での仕事を
こなせる力がつくはずもありません。

霊的真理は、
頭の中の知識ではなく、
日々の生活の中でのさまざまな経験によって、
理解するための土台が作られます。

植物の種子を、
大切に綺麗な棚に飾っておけば、
芽はでないでしょう。

暗くて湿った土の中にいれなければ
芽が出ないのは
誰でも知っていることです。

暗い土の中でも、
土の中の水を感じ取り、
見えない太陽光の存在を明確に感じ取り、
発芽します。

人にとっては、
暗くて湿った土の中は地上での困難であり、
悲しみや暗闇です。

そのような困難を経験することによって、
霊性知識を理解していくしかありません。

使命を放棄することによって、
最大の苦しみを受けるのは自分自身です。

自我によって、
真我に背くような行為を行えば、
当然のことながら自分自身が苦しむのです。

クリシュナは、
ここでアルジュナに畳みかけるように
そのことを繰り返し強調しています。

次は

「討たれれば、汝は天界に行くだろう。勝てば地上の栄華を極めるだろう。だから、ア
ルジュナよ、立ち上がって、戦いを決意せよ。(三十七)」

よく内観してください。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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