「肛門皮垂(スキンタグ)手術」の費用②

内科医

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「肛門科でスキンタグ/skin tag/肛門皮垂の手術が断られがちな理由~裏事情~」
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/55226543.html

「お尻のヒダヒダ(「skin tag/肛門皮垂/スキンタグ」)を取りたい人いますか?
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/55226481.html

「肛門皮垂(スキンタグ)手術」の費用①
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/56058041.html

↑そんなわけで、大前提として、肛門科でもあまり手術を即決してもらいにくい、肛門皮垂(スキンタグ)手術。

一旦話がそれますが…
お伝えしておきたいこととして…

■そもそも外痔核と肛門皮垂(スキンタグ)の明確な境目がない
元々できた理由は、外痔核がパンパンに腫れたあとに表面の皮膚が縮みきらず伸びて残ってしまってことが原因のことが多い。
一旦引いても、時々外痔核になる肛門皮垂もある
同じ状態でも医師によっては「外痔核」、「肛門皮垂(スキンタグ)」と変わることがある。
病名をつける段階で施設や医師により適応が変わってくることがありうる。
またご自身が肛門皮垂と思っていたものが、立派ないぼ痔と診断がつくこともあります。

もちろん「痔核」であれば立派な保険適応🌟

■だいたい、みなさん多少のいぼ痔(詳しくはブログの「いぼ痔」カテゴリーを)はあるので、手術時はそれと併せて処置をする形になることもある。
気になる突起だけ切除しても、術後腫れそうな、中のいぼ痔を放っておくと、術後お尻がパンパンはれることもあります⤵️
そして、パンパンに腫れた残がいが、新たな肛門皮垂として残ることも。

処置の方法としては様々ですが、切除したり固定したり注射併用したり、最終的には麻酔かけて、しっかり肛門の中を確認して術式を決めます🍀

※どんなに工夫して手術を行っても、肛門という特性上、術後ある程度の腫れは起こり得ます😓 

■切れ痔を繰り返してできた突起の場合は(厳密にはこの場合の病名はみはりいぼ)、そもそも併せて切れ痔の治療をしないとしっかり治らない、もしくは簡単に再発することもあります。
切れ痔を繰り返しお尻が狭くなってきている傾向があれば、そこを一緒に処置することもあります😊

そんなわけで、
しっかり麻酔して、肛門の筋肉の緊張をとり、奥の術後腫れそうないぼ痔の予備軍や裂肛や付随する肛門ポリープなどないかまで確認して、必要な場合は腫れ予防的な処置をするとなると、
やってる内容としては、まさに痔の手術です。
この場合、日帰り手術では3割負担の保険証でだいたいご自身の負担として2-3万円といったところです。
※第4度(出っぱなし)痔核と病名をつけている施設もあります
←厳密にはスキンタグと第4度痔核の意味は違いますが、あえてつけるとすると…という病名。

もちろん、本当に小さい数ミリのホクロみたいなものであれば、外来診療の流れでそのまま局所麻酔でサクッと切除してしまうこともあります。
その場合は、「良性のできもの」扱いで1万円以下になることもあります。

この辺の話は施設によっても色々方針が違ったりしますし、
そもそも病名は何?手術の方法は?という話になってくるので、
なかなかクリアカットにホームページに掲載できないことなのかなーと思っています😓

それぞれのクリニックに問い合わせをしても
「まずは診察に来てください」と言われると思います…💦

今回のテーマはとてもグレーゾーンであり、言葉の選択にも悩み、そもそも書こうかどうかも悩みましたが、○フー知恵袋によると、
「どこで手術できるか?いくらかかるか?」あたりの質問が多かったので、みなさん知りたいことなのかなーと思い、アップしてみることにしました😊

詳しくはそれぞれの施設で聞いていただければと思います👌

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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