男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が母国のニュースメディア『Blic』のインタビューに応じ、大会4連覇のかかる来年1月開催の全豪オープンについて、「出場するかはわからない」と発言した。
全豪が開催されるメルボルンがあるオーストラリアのビクトリア州では、新型コロナウイルス感染拡大の防止目的で、選手へのワクチン接種義務化を課す可能性が高まっている。
接種を終えていない選手については、全豪主催者であるテニス・オーストラリアの運営にも携わる元ダブルス世界3位のケイシー・デラクア氏が最近のインタビューで「ワクチンを打っていない選手であってもプレーできるかもしれない」とコメント。その一方で「ワクチン接種していない場合、入国時の隔離生活をはじめとしてすでに接種をした選手と比べると不利な扱いを受けることも考えられる」とも明かしていた。全豪で最多9度の優勝を誇るジョコビッチは自身が「反ワクチン主義者ではない」としつつも、ワクチン接種の義務化には一貫して消極的な姿勢を示してきた。ここ最近の一連のビクトリア州政府からの発表を踏まえ、34歳の世界王者は「メルボルン(全豪)でプレーするかどうかはわからない」と大会の欠場も示唆している。
インタビュー中にジョコビッチは記者からワクチン接種の有無を問われたものの、「それはプライベートな問題で、答えることによって(メディアに)不利に利用されてしまう」として回答を拒否。また、新型コロナに関して不安を煽り続けるメディアやワクチン接種者と未接種者の間で差別が生まれている現状にも苦言を呈した。
「スポーツに限らず、世の中全体でワクチンを打った人と打っていない人の間に不和が生じていることに失望している。ワクチンを打つか打たないか、自分で判断したい人がいるのに、その人を差別するとしたら、それはひどいことだと思う」現地時間10月19日にはビクトリア州のダニエル・アンドリュース州首相が「ワクチン未接種の選手がオーストラリアに来るためのビザを取得できる可能性は低い。仮に取得できたとしても、おそらく数週間の隔離が必要となるだろう」と発言。このコメントから分かる通り、全選手が問題なく来年の全豪に出場するには、やはりワクチンの接種が推奨される。
たしかにワクチン接種は着々と普及している。だが、一方で安全性に関してはいまだ不透明な部分が存在するのは事実だ。とくに日ごろから徹底した自己管理を行なうジョコビッチにとってはセンシティブな問題のは間違いないだろう。まずはビクトリア州政府が最終的にどのような判断を下すのか注目したい。
9月のUSオープンで初のグランドスラム制覇を成し遂げたダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)が、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐる議論で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)の意見に賛同。「僕も医学的なことを公表しないことにした」と語った。全豪オープンの開催地のメルボルンがあるビクトリア州は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止のため、出場選手に対してワクチン接種を求めている。これについて、同大会10度目のタイトルを目指すジョコビッチは、地元紙に対し「予防接種を受けたかどうか、自分の情報を明らかにするつもりはない。これはプライベートな問題であり、不適切な問い合わせだ」とコメント。ワクチンを接種したかについての確認を拒否した。
60代女性
「長らくメルボルンに住んでしましたが、今年になって、日本に逃げるように帰ってきました。ビクトリア州は本当にひどい状況で、“人権がない”と言っても過言ではありません。マスク着用は当然として、夜間の外出は禁止。ロックダウンは極めて厳重で、基本は一日中家にステイホーム。散歩は1日1時間だけ。行けるのは家から半径5㎞以内で、この散歩は、本当に「散歩」でなくてはいけません。つまり、立ち止まったり座ったりしてはいけません。バカみたいな話ですけど、本当です。
オーストラリアには30年住みました。当然愛着があります。死ぬまでここに、と思っていました。でも、もう住み続けることはできません。
ロックダウンが続いて、精神的に耐えられなくなってきたんです。しかし日本に帰国するのも大変でした。おかしいと思いませんか?入国をブロックするなら分かる。でも、出国することにさえ厳重なんです。学生ビザで住んでいるような人はともかく、私のような永住権のある人は、出国に際しても政府にお伺いを立てないといけません。日本に家があったので、家の固定資産税の書類とか提出して、やっと出国の許可が出ました。理由のない出国申請は許可されません。移動の自由がないんです。
ビクトリア州は知事の独裁国家です。ワクチンは当然強制です。学校にはワクチンを打たないと出席できません。出席どころか、校内に入ることさえ許されません。一般庶民だけではありません。州の議員さえワクチンを接種していないと議会に参加できない。ワクチン忌避の議員特権なんてありません。
知事は住民相手に「お前たちに人権はない」と堂々と言っています。去年10月からコロナ対策を名目に知事が全権を掌握したんですね。おかげで生活は無茶苦茶です。メルボルンは、現在世界最長のロックダウンを継続中です。息子がシドニーにいますが、オーストラリア人と結婚して家庭を持っています。夫婦そろってワクチン肯定派です。コロナワクチンの危険性を説明しましたが、全然分かってもらえませんでした。彼ら夫婦は当然打ちましたし、恐らく二人の子供(私にとっては孫ですが)も打つだろうと思います。幼い孫にあの危険なワクチンが打たれるかと思うと、何とも無念で。。。
そういうこともあって、精神のコントロールができなくなってきました。
コロナの始まる前、メルボルンはすばらしい街でした。世界一暮らしやすい街と言われていて、旅行者も多かった。多分、そのすばらしさのせいで、ターゲットにされたんだと思います。メルボルンを抑えれば他の州も追随するだろう、と。
知り合いから聞いた話ですが、彼、身内を病院で亡くしたんですね。そのとき医者から「今から死亡診断書を書きますが、コロナで死んだことにすれば40万円支払われます。どうされますか?」と持ち掛けられたそうです。そういう話が実際にあるんです。本当、デタラメばかりです。PCR検査を受けに行くと4万5千円もらえます。陽性になれば2週間隔離されますが、その間15万円もらえます。ビクトリアではこういう「コロナ対策」のために8億のお金が動いていると聞きました。
マスコミ報道ではICUは満床だっていうんですけど、実はガラガラですよ。知ってる人は当然知っている。信じてるのはテレビしか情報源がない人だけです。
全豪OP、ワクチン未接種でも出場可 WTAのメールが流出一方で接種を完了している選手は、事前の隔離や外部との接触を遮断する環境下に滞在する必要はなく、「完全に自由な行動」をすることができるという。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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