今夏の新型コロナウイルスの感染爆発はなぜ急激に収束したのか。
専門家は考察を重ねてきた。ワクチン接種や人流の増減だけでは説明がつかない中、感染の「120日周期」という新たな仮説が加わった。これを学習した人工知能(AI)が唯一、人流増加でも感染者が減ると予測していたという。周期のメカニズムは不明だが、AIによると、第6波は1月中旬から2月の到来が予想される。(沢田千秋)
(中略)120日周期は、東京都の感染のピークが約120日ごとに訪れ、第3~5波ごとに拡大と減衰の期間で相関がある現象。仲田氏は平田モデルが感染減を予測できたのは「AIが120日周期を学習していたから」とみる。
◆なぜ周期が生まれたかは未解明
だが、なぜ周期が生まれたかのメカニズムは解明されていない。変異株登場のタイミングの偶然か、人々の警戒心の波が影響した可能性もある。仲田氏は「なぜ周期が生まれたかによって、今後の感染見通しが変わる」と、感染症学などの分野での解明に期待。
今回、人流抑制なしでも感染者が急減するケースがあると分かったことで「社会、経済へ負の影響があるロックダウンや人流政策には、今まで以上に慎重になるべきだ」と主張する。
AIシステムを開発した平田氏は「ワクチン効果を適切に予測できた上、AIが謎の周期を何らかの形で考慮したから、予測がおおむね合致した」と分析。現状の感染対策を続け、東京の人流を2020年2月比マイナス10%で保てば、感染拡大は防げるとの見方を示す。
気になる第6波は120日を過ぎるかもしれない。平田氏は「ワクチン効果が弱まり、年末年始の人出の影響が出る1月中旬から2月に起き、規模は第5波の5分の1か10分の1程度」と予想している。東京新聞 2021年11月16日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/142916
17日放送のTBS「ひるおび」では、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が16日に了承した行動制限緩和案について特集した。番組に出演した日本医科大学特任教授の北村義浩氏は、東京都で1日の新規感染者が5000人というような8月のような状況が再びやってくるか?と聞かれ「やってくると思います」と答えた。「ただし、ほとんどはブレイクスルー感染。ほぼ軽症」とも話した。
「(最多5773人のような)8月のような、ああいう状況がもう一度やってくるのか」と聞くと、北村氏は「やってくると思います」とあっさり。「えっ?」と驚く恵に「ほとんどはブレイクスルー感染で、軽症の方というのがほぼ前提になりますが。ゆるめれば必ずリバウンドは来て、ある一定のところから上へ上へ、5000人くらいにはなると思います」と予測した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e9b234b85da0cc61238673c1fec56eaa0d4f74c
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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