ザイタク看取りは、その家族の歴史やザイタク文化を物語る。
いろいろな物語があったことを、
ご本人からお聞きした。
多くを語ろうとはされないが、
訪問し、こちらをじっと観て、
そして、ゆっくりと話し始められる。
決して、先にこちらの話をしてはいけない。
彼女の人生は、いろいろな方に寄り添い
支えとなってこられた人生だったとお見受けした。
いろいろな方の人生を支え、
大切な子供らの人生を支えてこられた彼女。
思わずこちらが甘えて自分の話をしそうになる。
こんな大した苦労もしていない僕なんかの話でさえ聞こうとされる。
そんな優しさが溢れた女性だった。
2021年11月に母が旅立ち、
今も尚、家族の苦しみの渦にのまれている自分がいて、
この先、自分はどうあるべきか不安だった。
そんな大晦日に、
人に寄り添い、支えとなれる人間とは、
こんなふうに病を目の前にしても尚、
自分のことではなく、人の話を聞ける人間なんだと、
彼女が教えてくれた。そして、彼女が育てたご家族が教えてくれた。
この真っ赤なドレスも似合ってるし、
口紅も真っ赤で、お母さん綺麗ですね。
娘さんらもすごく似て美人やし。
そうでしょ、先生。
母に似てワタシたち美人だと思うでしょ。
そう話された娘さんたちもまた素敵だった。
ザイタクにこそ学びがある。
ザイタクにこそ暮らしがある。
やっと、整理がついた。
これからもザイタクに邁進しようと思います。
本当にありがとうございました。
2022年は飛躍の年にしたいと思います。
皆様良い年をお迎えください。
2021年毎日読んでいただきありがとうございました。
2022年も毎日ブログを書いていこうと思います。
よろしくお願い申し上げます。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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