渋谷 東郷神社②海の宮【人生の船旅に必要なこと】

その他

渋谷区神宮前の東郷神社の境内には、「海の宮」という名の祖霊社がございます。

本殿のエリアのちょうど壁づたいにこのお社が配され、少々奥に窪んだ(=後方に張り出した)形で社殿が設けられております。

お社の扉も、東郷神社の社紋が美しく施された黒塗りで、なんとも雰囲気のある境内社です。

当社は、海軍・海事・水産にたずさわった方々の御霊と崇敬者の緒霊を御祭神として祀ります。

日本は島国ですから、海に人生を賭け、あるいは命を投じてくださった方々はきっと数知れず、今現代のこの国の発展の基礎と申しても過言ではないでしょう。

苦難のなかでも、時代を切り拓き、一層の繁栄を目指したその逞しさと勇気を、わたくしたちは少しでも感じてまいりたいですね。

本日は、海の宮よりの御言葉をお伝えいたします。

Rinokia

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「航海では、ほんの些細(ささい)な出来事が命取りとなります。一瞬の緩みさえ許されぬ状況が船出より続き、下船(げせん)のその瞬間(とき)まで続くことでしょう。

不思議なもので、逆に、航海では命を寸(すん)でのところで救われることもあります。

ほんの些細なる“機(=タイミング)”、そして選択によって、死に晒(さら)されても、果ては命を長らえることもあるのです。

人生とはまるで船旅(ふなたび)のごとく、いつどこに、危険を被(こうむ)り、命を奪われることがあるかわかりません。

そしてまた、一方では、どこに、あるいはどの縁(えにし:出逢い)によって、命が救われることがあるかもわからぬではありませんか。

それならば、日々の心がけとして、ありふれた日常の、ほんの一瞬の出来事のさなかにも、あなたの成し得(う)る“真心”でつぶさに接し(=丁寧に対応し)ていくことが何よりも欠かせません。

そうです、人は、自然は元よりあらゆる存在によって命が救われ、結果、生命を続かせることが叶うのです。

ですからこの世には、幾つもの、わが身を救いゆく“波止場”を、あなたの歩みのなかで設けていくのです。

ーーー そして、心の拠りどころ、交流の場の“寄港地”も、類(たぐ)い豊かに据(す)えることで、あなたの人生の船旅が、心からの安寧と、彩り溢れるものとなるよう、わたくしたちは心より願います。」

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Source: 神々からのメッセージ

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