先生、10年の付き合いになったなあ。
去年は親父が死んだし。今日はオカンや。
これでオカンも死んでもうたから、
しばらく逢われへんな。。。寂しなるな。
次逢うときは、ワシのときやな、頼むわな。
看護師さん、妻がホンマお世話になりました。
１ヶ月と短かったけど、アンタ毎日朝晩来てくれたやろ。
アンタに逢えんくなるのがホンマ寂しいわ。
このお菓子皆さんの分やから、先生らにも渡しといてや。
最期の旅立ちの時間までが、
長くても、短くても、
お付き合いいただける患者さんは、
ザイタクを慕っていただける。
ザイタクを愛してくれている。
どの一瞬も、
僕らは丁寧に準備して、そして、謙虚で、
日々学びを進め、いつも真剣に向き合おう。
患者さんは待ってくれている。
本当に大切に向き合えているか、
もう一度胸に手を当て考えよう。
もし、応える覚悟がないならば、
無理してそこにいることはない。
僕はいつも自分自身にそう確認している。
もし、応える覚悟がもてなくなったなら、
その時は潔く辞めようと思っている。
今日は、そのために、
しっかり自分を整えよう。
リカバリーだって真剣に。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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