進行肝がん Conversion、再発、門脈動脈同時塞栓療法

外科医

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みなさま、
こんにちは
2代目ガンちゃん先生です

オミクロン株が
どんどん広がっています

岩本内科の別棟で行っている
感染外来でも、
鼻水だけとか、
少し喉が痛いだけとか

軽い症状でも、PCR陽性者が
けっこういるのが今回の特徴の様
です

テレビの報道を見ていると、
感染爆発の報道ばかりですが
どの様な方が重症化するのかとか、
新型コロナウイルスの内服薬によって、どう変わるのかとか、

不安をあおるだけでなく、
批判をするばかりだけでなく、
もっと重要な、有用な情報を報道してほしいものです
これは、政府にも言えますね

新型コロナの話はさておきまして、
癌カテーテル治療の話に移ります

本日、ご紹介は、
進行した肝臓がんの患者さま

この方は、
下の画像で分かるように
肝臓の右側に10cm大の癌を認めていました
(門脈造影CTで黒く、腹腔動脈造影で白くみえている病変が癌です)

スライド2
スライド3

このような方は、
今の肝臓がんガイドラインでは
点滴治療や内服治療が
最初に導入される事が多いかもしれません

もちろん、その流れも良いのかもしれませんが、
岩本内科では、
このような方には、まずカテーテル留置を行い
肝動注化学療法を行います

白くみえるのが、薬剤の貯留です
約3ヶ月の治療で、癌は非常に小さくなり
切除不能な状態から可能な状態へと変わりました
ので、

スライド6

外科の先生にお願いして、肝切除を行って頂きました

このように
切除がもともとできない状態から
治療によって切除可能に移行させることを
Conversion(コンバージョン)治療
と呼びます

肝動注化学療法、特に岩本内科で行う
New FP療法はこのConversion治療にもっていきやすいという特徴があります

もちろん、進行がんですので、
切除を行えても、その後再発してくる事も少なくありません

この方も残念ながら、
肝切除後、経過を見ていましたら、
再発してきました

スライド8

今回は、再発してきた病変に対して
一つずつ、
マイクロカテーテルを挿入し、
門脈動脈同時塞栓療法
を行いました

スライド10
丁寧に一つづつ治療して、
改めて、癌ゼロを目指します

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

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