自閉症スペクトラム障害という「宇宙」  ~放置されている発達障害~

カウンセラー

みなさん、お元気でしょうか。

 

早いもので、もう2月も残り5日間。両親に聞くと「1月往ぬ、2月逃げる、3月去る」と呼ぶそうです。

 

読み方は「いちがついぬにがつにげるさんがつさる」です。それほどこの3か月は行事が多く、

 

あっという間に過ぎるのだとか。でも「いぬ」という言葉は明治時代の名残のように思えて、

 

すこし抵抗がありますね。

 

 

 

最近、ある意味当然ですが、発達障害の診断書に「自閉症スペクトラム障害」という文字の

 

見られることが多くなりました。今までなら「広汎性発達障害」となっていた部分ですね。

 

ところが、この表現はとてもあいまいで、自閉症(ほとんどしゃべれない)~アスペルガー症候群

 

(よくしゃべる)まで、まるで宇宙の中にどんどん症状名を流しているというような状態になっています。

 

中には、どう考えてもADHDが優先だと思われる状態なのに

 

『そうだ、キミはやはり自閉症スペクトラムやったんや!』

 

と病名を付けられるケースもあったりして。そのような場合には、アドバイスとしては

 

「まず通院先を変更すること」から始めなければなりません。それだけでもクライエントさん

 

には重圧になりますし、心療内科精神科に特有の「クスリは合うけど気が合わない」場合も

 

あって、ここでつまずき、「モー一生クスリのんでやる!」と自暴自棄になる方も。

 

 

山手心理相談室は医療機関ではありませんので、総合的な治療はできませんが、お一人

 

当たりの面談時間は十分お取りしていますので、その方独自の対策をとることが可能です。

 

「なぜ自分が生きづらいのか」を知りたい方は、苦手なことを言われる想像をしてから

 

お越しください。その衝撃に耐えられないと考えられる場合は、ご家族とのご同伴をお願いします。

 

 

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Source: 週刊山手心理相談室

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