イギリス政府は24日から新型コロナ関連の規制を全廃すると発表しました。これにより検査で陽性になっても法律上は隔離の必要がなくなります。
イギリスのジョンソン首相は21日、ワクチン接種で国民の多くが免疫を獲得していること、オミクロン株の重症化率が低く、既にピークを越えていることなどから、人口の大部分を占めるイングランドでは24日から新型コロナ関連の法的規制を全廃すると発表しました。
ジョンソン首相
「以前とは別の方法でコロナに対処できます。『政府による規制』から『個人の責任』への移行です」
記者
「イギリスでは新型コロナに感染しても自主隔離する義務がなくなることになります」
イギリス政府は「インフルエンザやノロウイルスに感染した場合と同じように人にうつす可能性がある場合には自主隔離を勧める」としていますが、法的な義務はなくなります。
女性
「みんなワクチンも接種しているし、いろんなやり方で対処することを覚えたから、そろそろ次に進んでも良い頃だと思います」
また、無料だった検査やキットの配布も4月からは廃止されます。
男性
「有料になったら検査しない人が増えるでしょうね。これからコロナを抑えていこうというときに、重要なデータを失うことになります」
女性
「経済のためということであれば、個人じゃなくて雇用主が検査代を負担すべきじゃないでしょうか」
イギリス政府は75歳以上の高齢者や重症化リスクの高い人を対象にさらなる追加接種を行うほか、国家統計局によるサンプル検査を続けるなど、変異ウイルスを早期に発見・対応する能力を保持することで「コロナとともに生きる」としています。TBSニュース(23日03:20)
【ニューヨーク=野村優子】世界保健機関(WHO)が実施した臨床試験(治験)で、米製薬大手ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス治療薬「レムデシビル」が入院患者の死亡率改善に大きな効果を与えなかったことが分かった。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日、電子版で伝えた。
FTによると、WHOの治験は入院患者を対象にレムデシビルを含む複数の治療薬を投与するものだった。その結果、レムデシビルを投与しても入院患者の死亡率や、人工呼吸器の使用率の改善にははほとんど効果がなかったという。今回の治験結果は、新型コロナの治療薬開発への期待に水を差すものとなりそうだ。
レムデシビルはもともとエボラ出血熱の治療薬として開発された。新型コロナへの効果が確認されたとして、5月に米食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可を出したほか、日本でも特例承認された。新型コロナに感染したトランプ米大統領にも投与された。現在は新型コロナ治療薬として、世界50カ国で使用されている。
2020年10月16日 7:21 (2020年10月16日 10:55更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65070450W0A011C2000000/
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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