2022年2月26日にウクライナ首都キーウの高層アパートにミサイルが着弾しました。着弾の様子が撮影されていますが、白煙を吹きながら飛んで来たミサイルがビルに命中している様子が分かります。
ここで重要になるのは「白煙を吹きながら」という点です。
巡航ミサイルのジェットエンジンは白煙を出さない。
弾道ミサイルのロケット燃料推進剤は上昇中に使い切る。
多連装ロケットは弾道ミサイルと同様。そうなると着弾まで白煙を吹きながら飛んでくる可能性があるミサイルは以下の二通りが考えられます。
戦闘機からの空対地ロケット弾(ロシア軍の可能性)
地対空ミサイルの誤射(ウクライナ軍の可能性)
動画で確認できるミサイルはそれなりに大きく、歩兵が携行する対戦車ミサイルなどの小さなミサイルではないので除外しています。空対地ロケット弾は地対空ミサイルよりも固体燃料ロケットモーターの推進剤がかなり少ないので燃焼時間が非常に短く、燃焼中の輝きが見えて大量の白煙を出しているなら発射直後であるはずですが、発射母機である戦闘機は映っていません。同時間帯の戦闘機の目撃例もありません。
高層アパート着弾の動画を見る限り、固体燃料ロケットモーターが燃焼している輝きは強く、吐き出される白煙の量も多く、地対空ミサイルのように見えます。
そうなるとミサイルの形状がはっきり判明しないので断言はできませんが、キーウの高層アパートへ着弾したミサイルは、付近に配備されたウクライナ軍の地対空ミサイルがうっかり誤射してしまった可能性が高くなります。
2月26日の同時間帯中に戦闘機は目撃されておらず、巡航ミサイルを相手にした防空戦闘中だったのでしょう。なおキーウ周辺では2月24日の開戦当日にKh-31対レーダーミサイルの残骸が発見されて、最近3月3日にはカリブル巡航ミサイルの残骸が発見されているように、ウクライナ軍の防空システムは開戦以来ずっとロシア軍の攻撃ミサイルと戦い続けています。
ウクライナの妨害工作員がザポリジャー原子力発電所に放火
破壊工作員が原子力施設の敷地内でロシア警備隊のパトロールに発砲したが、応戦により撃退された
ウクライナ人グループは、その場を離れる際に原子力発電所に放火したという https://t.co/AwAsDsjbvK— タマホイ🎶 (@Tamama0306) March 5, 2022
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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