先日は久しぶりに合気道の稽古に参加しました.
以前のブログでもいっとき腰を痛めたことを書きましたが,腰痛体操などで改善,日常生活も問題なくできていました.
しかし今年になってから少し痛みが再燃,さらにこの2月の稽古の時に師匠に投げられて受け身を取り損ねたのをきっかけに悪化,医師会で懇意にしている大森整形外科の大森院長に診てもらい(こういう時,同業同士のつながりが有難いです),第4腰椎の軽度の辷り症の診断でした.懸念していた外科的治療は必要なくとりあえず投薬,合気道も4月一杯まで休んでほぼ回復したため,再開しました.
多くの合気道仲間たちに温かく迎えてもらい,腰にやや注意をしながらではありますが稽古が再開出来,本当にありがたいと思いました.
またこの4月より高校生たち3人が子供クラスから我々大人クラスに移って来ましたが,やはり若いだけあって動きがきびきびしていますし,道場全体が活気づいているのが何よりでした.
ゴールデンウィークは1週間の休日をいただき,前半は北海道に3泊4日の旅行をしてきました.レンタカーを利用して網走,知床,阿寒と道東を中心に,広大な大地を気持ちよく周遊しましたが,コロナ禍が始まってから3年ぶりの行動制限の全くないゴールデンウィークとあって,他の観光地同様久しぶりに多くの観光客で賑わっていました.
網走ではかねてより訪れたかった博物館網走監獄で北海道開拓の陰に多くの囚人たちの壮絶な労働があったという歴史に思いを馳せ,知床では世界遺産の知床五湖をトレッキング,知床連山と湖沼と手つかずの原生林とが折りなす雄大な自然に心身共に癒されました.阿寒では同時期に釧路方面を旅行していた長女夫婦とホテルで合流,素晴らしい食事やワインを心ゆくまで楽しみ,また足を延ばして訪れたオンネトーでは幻想的な風景に心揺さぶられました.
幸か不幸かヒグマには遭遇しませんでしたが,あちこちで野生のキタキツネ,エゾリス,エゾシカ等を見かける機会も得られました.
なお,知床ではくしくも4月の終わりに起こった観光船の沈没事故で26人もの観光客が死亡または行方不明となり未だに捜索中で,海上の捜索船やヘリコプターの音,取材クルーに遭遇,行方不明者の方々の1日も早い発見を祈る思いでした.
ゴールデンウィーク後半には,次女夫婦が孫を連れて帰省して来ました.
一歳半になった孫の成長は著しく,活発で表情豊か,簡単な言葉も少しずつ発するようになっていて,仕草のひとつひとつでさえ皆を和ませ,まさに皆のアイドルでした.次女は先月より仕事に復帰,育児との両立で大変なことも多いようですが,子煩悩な旦那さんと共に精いっぱい奮闘している様子に我娘ながら誇らしく思えました.
さて,既に泥沼化しているロシアウクライナの戦争はいまだ一進一退で,毎日のように犠牲者が増え,目を覆いたくなるような惨状です.すでに世界経済や安全保障にもさまざまな影響が出始めており,混沌とした世界情勢の行く末に世界中が固唾を飲んで見守っています.
コロナも相変わらず毎日数万人規模の感染者が出ていますが,ウクライナ問題ですっかり主役の座を奪われてしまった印象は拭えず,いかにマスコミの取り上げ方により印象が異なるかということを実感しています.ただもう世界は中国などをのぞいてウィズコロナの方向に向かっており,我が国も他国の後塵を配さないようにして一刻も早く経済を立て直してもらいたいと思います.
私たち庶民の思いとは裏腹に,国内外共に大変な世の中ではありますが,心身共に健康で自分の好きな仕事ができ,趣味や旅行ができ,そして家族皆が元気で活躍出来ていることのかけがえのなさを最近とみに感じています.
Source: Dr.OHKADO’s Blog
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