神の詩 第五章十二節 7

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 神の詩 第五章十二節 7

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「心を統一した者(ヨーガ行者)は、行動の結果を捨てて、究極の平安に達する。心を統一していない者は、欲望のままに行動し、結果に執着して束縛される。(十二)」

続きです。

「これよりヨーガを詳細に説く。」ヨーガ・スートラ第一章一節

「心の作用を止滅することがヨーガである。」ヨーガ・スートラ第一章二節

チッタ・ヴリッティ・ニローダ
(心の作用の止滅)

「揺れ動く心を制御することにより、
心が統一される。
心の作用が止まり静謐になった時に
真我が完全に顕現し、
神と結合する状態となる。」

これが
ヨーガ(結合)の基本的な定義になっています。

チッタcittaとは、
心の総体
を意味しています。

心を統一して最高の意識状態に至った者を
シッダcittar
と呼びます。

どちらも
絶対的意識cit
に由来するものです。

心の基本体には
アハンカーラ
があります。

アハンカーラとは、
「私を創る道具」であり、
自我を形成する基本的な心の構成要素
になります。

この背後には
ブッディがあり、
理知的な能力、
識別能力が心に生まれます。

さらに
マナスが
欲望を発生させる働きを持ちます。

マナスは
英語ではよくマインドと訳されます。

これらが
心の主体となって働きます。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 1
森井 啓二
きれい・ねっと
2021-08-20


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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