安倍晋三元首相(67)が奈良市で参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が「圧力鍋を使って爆弾を作ったこともあるが、特定の人を襲うには不向きだった」と供述していることが、捜査関係者への取材で判明した。奈良県警は山上容疑者が襲撃対象を確実に狙おうと、殺傷力の高い武器の試作を重ねていた疑いがあるとみている。捜査関係者によると、山上容疑者は「圧力鍋を使った爆弾も作り、試しに爆発させた」と供述。火薬の製造方法をインターネットで入手していたことも分かっており、こうしたノウハウに基づき爆弾を製造することができたとみられる。一方で、山上容疑者は暴発によって不特定の人に危害が及ぶことを避けたという趣旨の説明もしている。武器の試作を繰り返した結果、襲撃対象を狙いやすい銃の製造を決めた可能性が高い。
圧力鍋爆弾(あつりょくなべばくだん)は、圧力鍋の内部に爆発物と雷管を仕込んだ即席爆発装置(IED)の一種。
21世紀に入ってから2006年ムンバイ列車爆破事件、2010年ストックホルム爆破事件(爆破失敗)、2010年タイムズスクエア車爆弾事件(爆破失敗)、2013年ボストンマラソン爆弾テロ事件、2017年マンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件など多くの事件で使用された。
まるで腹腹時計のテレビ局
テレビ朝日に限らず、NHKなどもニュースの中で、圧力鍋爆弾の作り方を紹介したウェブサイトを大きく取り上げた。紹介されたページのタイトルで検索すれば、すぐに図版付きで製法を閲覧することができる。
ツイッターなどではこうした過剰ともいえる紹介に、「模倣犯を生みかねない」などとして批判の声が殺到している。
「圧力鍋爆弾の作り方を詳細にTVで放送するのは何のため?各局は、視聴者が爆弾の作り方を知りたがってるとでも思っているのだろうか?」
「作り方を紹介した直後に、『こんな簡単に爆弾の作り方を調べられるネットうんぬん』。まずお前らが黙ってろと」
「数年前練炭や塩素ガスを用いた自殺ブームがあった時にも詳細に報道してたな。あの時も批判されてたけど何の学習も反省もしてないな」中には皮肉をこめて、「腹腹時計と化したマスコミ(絶望)」とつぶやく人も。ちなみに腹腹時計とは、1970年代に東アジア反日武装戦線が製作したテロ教本だ。
なおこうした指摘についてテレビ朝日に問い合わせたところ、
「番組に対するご指摘は、今後の放送に生かしてまいりたいと考えます」
とのことだった。
▼安倍叩きは「朝日の社是」
メディアと政治家との関係に関心がある人に、ぜひ読んでもらいたい。戦後体制からの脱却と公務員制度改革、教育改革、憲法改正への道筋作り…。(略)安倍政権の足跡、実績と、スキャンダル暴露と印象操作に終始した朝日新聞の報道のあり方をたどると、あまりの乖離に愕然とするだろう。
「安倍の葬式はうちで出す」。本書では、この安倍内閣当時の朝日幹部のグロテスクな言葉が繰り返し引用される。政治評論家の三宅久之は著者に、朝日の若宮啓文論説主幹(現主筆)とのこんなやりとりを明かしたという。
三宅「朝日は安倍というといたずらに叩くけど、いいところはきちんと認めるような報道はできないものなのか」
若宮「できません」
三宅「何故だ」
若宮「社是だからです」特定の政治家を叩き、おとしめることが社是である新聞社とはどんな存在だろうか。それは、むしろ政治的意図をあらわにしたプロパガンダ機関というべきだが、社論を決定する地位にある人物がこう述べたというから驚く。
(後略)【書評】『約束の日 安倍晋三試論』小川榮太郎著
産経新聞 2012.9.9 07:53
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120909/bks12090907550009-n1.htm
魚拓)http://archive.is/fcz8r
2014-11-02 14:04:00
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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