おはようございます。
昨今の米国株ブームの流れを受け、今では国内の投資信託を利用して米国市場へ簡単に投資できるようになりました。
手数料などを考えますと、現状で最強の商品は、
1) 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
2) eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
のいずれかだと思います。
今回、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬が値下げになることが発表されましたのでまとめておきます。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬が0.162%へ値下げ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬が0.1728%→0.162%へ
さて、今回のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬値下げですが、具体的には
「0.1728%→0.162%」
へ変更されます。
先日、VTIの経費率が0.03%に値下げになったのを受け、楽天VTIの信託報酬が0.1596%へ下がることが決定しましたので、それに対抗する措置でしょう。
VTIのベンチマークはCRSP USトータル・マーケット・インデックスですので、両者のベンチマークは異なりますが、それでも値下げに踏み込んだのは素晴らしいですね。
eMAXIS Slimシリーズの「業界最低水準のコストを追求し続ける」という触れ込みは伊達ではなさそうです。
ファンド純資産総額も177億円と順調に伸びています
いくら信託報酬の低い商品でも、その商品自体が売れていなければ魅力はありません。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が設定されたのは2018.7月ですので、発売されて1年弱になります。
現時点でファンド純資産総額は177億円ありますから、順調な伸びを示していると言えるでしょう。
楽天VTIは設定されたのが2017.9月で、純資産総額は現時点で415億円とこちらも鉄壁です。
手数料もほぼ同じで、VTIとS&P500はほぼ同じ値動きを示す商品ですから、両者は完全に好みで選んでOKと言えるでしょう。
まとめ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬が0.1728%から0.162%に値下げとなります。
米国株投資を考えるうえでは、楽天VTIと並んで素晴らしい商品であり、今後も切磋琢磨してくれるとよいですね。
こんな記事も書いています。
楽天VTIとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は過去のパフォーマンスも近似しており好みで選んでOKです。
楽天VTI一本でも3500以上の銘柄に分散投資ができていますので、投資対象を分散する場合はキャッシュや債券、金など株式と相関性の低いクラスがよいでしょう。
やはりeMAXIS Slimシリーズと楽天バンガードシリーズが最強だと思います。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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