≪私の記録 107≫ 身体と心と...⑦

    2007年8月13日

彼が私とつきあっているのは、
『同情』なのではないかと思う

『かわいそう』とか、
『哀れみ』とか、
『お情け』とか、

『長くつきあってきた責任感』とか、
『罪悪感』とか...

    2007年8月19日(日)

「今、生きてる...」って、
毎日毎日、すごく実感している

毎日毎日、普通に生活できることが
とてもしあわせなことだと思う

    2007年8月20日(月)

暑さと闘い、寒さと闘い、
得体の知れない具合の悪さと闘い、
再発に怯え、
時々こんな自分が惨めになる

まだ私は恵まれているのに...

もっと大変な人、いっぱいいるのに...

前は、
「末期になったら、絶対余命を知りたい」
と思っていたけれど、今はわからなくなった

『余命1ヶ月の花嫁』を観てから
考えが色々変わった

「病気なのは自分。
 だから、つらいのは自分」

そう思っていたけれど、

「周囲の人たちもつらいんだ...」と、
改めて感じた

そのためにも...
彼のためにも、
私がしっかりしなきゃいけないんだ

でも、つらいのに、
「大丈夫だよ!」って明るく振る舞えるほど
人間できてない...

    2007年8月24日(金)

ちょっとした刺激で
涙がボロボロ落ちてくる...

泣かない日はないかもしれない

夜、一人でいるのは
淋しくてイヤだ...

    2007年8月26日(日)

彼に、
『余命1ヶ月の花嫁』観てみないか、
再び聞いてみた

あれから少し日が経っているし...

「観てみようかな」という言葉が返ってきた

「前は、人の悲しみに触れたくはなかったけど、
 今はりかの悲しみに共感してみたくなった」って...

とても悲しすぎるドキュメントだけど、
患者本人や家族、
そして周囲の人たちの気持ちがわかる、
私にとっては一種のバイブル的な存在

    2007年8月30日(木)

こんなに具合が悪いと、
乳がんがよくなるための治療とは思えなくなって...

死に向かっているような錯覚を起こしてしまう

悲しい...

もうこんな体調、イヤだ!

つらい...

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Source: りかこの乳がん体験記

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