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11β-HSD1阻害薬[3] きっかけは漢方薬

健康法
カンゾウ(甘草)

カンゾウ(甘草)は,漢方薬ではもっともポピュラーなもので,解熱・消炎・鎮痛・去痰などの作用があるそうです.

カンゾウ (甘草)(C) 東京生薬協会

その薬用成分であるグリチルリチン(Glycyrrhizin)は,砂糖の150倍の甘さがあり,これが甘草という名前の由来でもあります.



今から30年以上も前に,甘草(西洋名:Licorice)には,11β-HSD1酵素を阻害する成分が存在しているようだと報告されました.

Monder 1989

それまでにも,甘草を過剰に服用すると,浮腫・高血圧・低カリウム血症が生ずることが知られており,副腎皮質ホルモンであるアルドステロンの分泌が亢進するのだろうと言われていました. しかし,この論文で 著者は,アルドステロンの分泌が増えたのではなく,コルチゾールが減少したために,あたかも 相対的にアルドステロンが増えたように見える『偽アルドステロン症』であること, そして 甘草に含まれるグリチルリチンが11β-HSD酵素を阻害してコルチゾールを減少させたことを示しました.

カルベノキソロン Carbenoxolone

そこでグリチルリチンの類似化合物を探索したところ,カルベノキソロンが 強力な 11β-HSD阻害効果を持つことが確認されました.



カルベノキソロンの薬効は この

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