後遺症を和らげる治療の1つ「上咽頭擦過療法」と、自宅でもできる治療法について、コロナ後遺症外来を実施している西馬込あくつ耳鼻咽喉科の阿久津征利院長に聞いた。――上咽頭擦過療法とは?
鼻と喉の堺目にある上咽頭に炎症を起こしている患者さんに対して、その部分の炎症をとっていく治療処置です。炎症性物質をしっかり取り除いていくのが1つと、あとはお薬の効果です。そして上咽頭の裏側には自律神経・迷走神経が走っていて、ここが炎症を起こすと自立神経に作用しやすいので、そこの炎症をとっていく治療になります。
診察ではまず、小型カメラを鼻から挿入して、上咽頭に炎症があるかを確認する。そして炎症がある場所に、塩化亜鉛溶液を染み込ませた綿棒を何度もこすりつける。
阿久津院長は治療について、次のように解説する。「上咽頭はウイルスが増幅しやすい場所で、ウイルス自体は死んでも炎症だけがくすぶり続けてしまっているので、薬をこすり付けて取ってあげることで炎症性物質、炎症性のサイトカインというものが減っていくと考えられています」
――これは新型コロナ後遺症に有効な治療?
始まった当初から手探りな状態で、いろいろな治療が試されてきていると思いますが、かなり手応えはあると思っています。もともとは慢性上咽頭炎と言って、この部分で炎症が起き、痰が落ち込みやすい“後鼻漏”の原因になっていたり、IgA腎症、自己免疫疾患に対して行われていた治療になります。
風邪の後や、アレルギーがひどくて鼻水が出やすい方、また、逆流性食道炎で上咽頭の方まで胃酸が上がってきてしまう人、あとは、口呼吸で乾燥した空気が上咽頭を刺激してしまうタイプに多いです。
(略)上咽頭擦過療法にかかる治療時間は、1~2分。保険適用(3割負担)の対象で、治療費は初診が3000円、2回目以降は数百円で受けられる。
10~15回の治療が1セットで、週2回、難しければ1回を繰り返し施行する必要があるため、だいたい2ヶ月ほどかかるという。
一方、阿久津院長は病院での治療以外にも自宅でできるセルフケアがあるという。――コロナ後遺症に自宅でできる治療は?
まず“鼻うがい”が良いと思います。鼻の中の炎症を自宅でセルフケアで洗い流すことで良くなる方も多いです。市販のキットを買い、1日1~2回、毎日やってください。
それで良くならない人は、今回の上咽頭擦過療法が有効と考えています。あとは身体の冷えにより、自律神経のバランスが悪くなり免疫力低下にもつながるので、湯たんぽやペットボトルを使って、朝晩に身体や首、ふともも、脇の下など太い血管が走っているところを温めると、リラックス効果や冷えの症状の緩和にもなります。
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一応、クライアントさん読者さんがコレをやって、効果実感されているそうです。
この上部咽頭炎症メカニズムは前から言われていた事です。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染モデルにおける嗅上皮の変化https://t.co/7G8LtC2Ibm
SARS-CoV-2 感染における嗅上皮傷害は、
(1)ウイルス暴露量は関係ない
(2)ウイルス感染後早期に嗅上皮脱落が生じる
(3)感染後 21 日でも一部の嗅上皮は再生が不完全である
ことが明らかに。 https://t.co/g5SvUMybNF pic.twitter.com/sriOygwXxs— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) February 5, 2021
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過去ログより
「Bスポット」とは鼻の奥、のどちんこの上後ろの部分で、狭い鼻の後ろの穴から出た広い部屋の部分(鼻咽腔という)になります。
人が呼吸するかぎり、空気は必ずこの部分を通過しつづけます。その為、空気中のホコリやバイ菌がたまりやすく、そのため、たびたび炎症を起こしている場所です。この部分を塩化亜鉛という、昔から使われている消炎の薬で擦過する治療が 、Bスポット療法なのです。
ところで、この治療法は私が考え出したものではありません。
東京医科歯科大学耳鼻咽喉科元教授の堀口申作先生が考案した治療法です。ただ、この「Bスポット療法」については学問的ではないということで、学会では全く取り上げられず、結果として一般の病院ではほとんど行われていません。
先生はこの治療をライフワークとして、亡くなられる直前まで約60年間続けておられました。私が1度先生を訪ねたとき「この治療は本当に良い方法です。この治療を受けている患者さんは長生きしますよ。」とおっしゃられたのが印象的でした。
https://www.sasano-ent.com/b%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E6%B2%BB%E7%99%82/
コロナ感染後遺症で味覚嗅覚を失った方に行っている治療法。
記事にしたコメント欄部分
女性、痩せ型です。
自粛していたのにまさかのコロナに罹患、自宅療養、SpO2低く、アラームばかり、平均90。
息は吸えず、吐くことに集中して浅い呼吸を繰り返していました。座ると辛くて寝るだけ。県には助けてもらえず。
人間は食事が取れなくて寝込んだら、こんなに動けなくなるものかと驚きました。
嗅覚障害、味覚障害は、亜鉛処方されると検索で知り、亜鉛強化のマルチビタミンを、三倍で飲んだら数日で治りました。
療養期間満了後、何を食べても誤嚥があり、むせ返って苦しかったのは、筋肉が減ったことも理由だそうで、理学療法士の指示により回復を促しました。
治るのかな、と不安でしたが、一か月もしたら、体力も後遺症らしき症状も回復しました。
2か月で肺の苦しさや倦怠感も全くなくなりました。
後遺症だからと薬に頼りすぎず、理学療法士指示の下、筋肉回復させるのもお薦めかもしれません。
COVID-19は世界的大流行です。ヒドロキシクロロキン(HCQ)、亜鉛、およびアジスロマイシン(AZM)による治療(ゼレンコプロトコルとしても知られています)、および静脈内(IV)ビタミンC(IVC)による治療は、世界中の多数の試験で有望な結果を示しています。さらに、ビタミンDレベルは、COVID-19患者の症状の重症度の重要な指標です。目的
私たちの多施設共同無作為化非盲検試験は、症状の重症度と期間を減らし、死亡を防ぐことにおいて、COVID-19の入院患者におけるIVCの有無にかかわらずHCQ、AZM、および亜鉛の有効性を評価することを目的としました。メソッド
トルコの7つの参加病院でCOVID-19に入院した患者は、適格性についてスクリーニングされ、HCQ、AZM、および亜鉛(グループ1)またはHCQ、AZM、亜鉛とIVビタミンC治療(グループ2)のいずれかを14日間受けるようにランダムに割り当てられました。
。患者はまた、非治療レベルのビタミンD3を投与されました。この試験は、オーストラリアおよびニュージーランドの臨床試験レジストリACTRN12620000557932に登録されており、オーストラリア治療製品局(TGA)によって承認されています。
結果
22〜99歳(平均:63.3±15.7歳)のCOVID-19の合計237人の入院患者が研究に登録されました。ほとんどすべての患者がビタミンD欠乏症(97%)、55%が重度のビタミンD欠乏症(<25
nmol / L)、42%がビタミンD欠乏症(<50 nmol / L)でした。3%は不十分なビタミンDレベル(<75 nmol /
L)であり、最適なビタミンDレベルを持っているものはありませんでした。患者の73%は、糖尿病(35%)、心臓病(36%)、肺疾患(34%)などの併存疾患を持っていました。
HCQ、AZM、および亜鉛で治療された1人を除くすべての患者(99.6%;
n =
236/237)は、高用量のIVビタミンC(IVC)の有無にかかわらず完全に回復しました。追加のIVC療法は、より迅速な回復に大きく貢献しました(15日対退院まで45日;
p = 0.0069)。患者の15%〜27%が報告した下痢、悪心、嘔吐などの副作用は、軽度から中等度で一過性でした。心臓の副作用は観察されませんでした。
ビタミンDレベルが低いことは、集中治療室(ICU)に入院する可能性が高く、入院期間が長いことと有意に相関していました。
悲しいことに、心臓と肺の病気を患う70歳の女性患者1人が、ICUで17日、病院で22日後に死亡しました。彼女のビタミンDレベルは入院時に6nmol / Lでした(すなわち、重度の欠乏)。
結論
私たちの研究は、ビタミンCの有無にかかわらずHCQ、AZM、および亜鉛の治療プロトコルが安全で効果的であり、高用量のIVビタミンCが著しく迅速な回復につながることを示唆しています。
重要なことに、私たちの研究は、ビタミンD欠乏症が重度のCOVID-19疾患と入院の危険因子であることを確認しており、私たちの研究の患者コホートの97%がビタミンD欠乏症であり、これらの55%が重度のビタミンD欠乏症であり、最適なレベル。
HCQ、AZM、亜鉛に加えて高用量のビタミンD3と高用量の静脈内ビタミンCの組み合わせによる治療を評価するために、将来の試験が保証されます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/labs/pmc/articles/PMC8712288/
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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