毎日暑いですね。
ネットの進展とともに「相手が悪い」という考え方が蔓延しているような気がします。
特にアダルトチルドレンさんの多くは、子供のころに
・お前はお兄ちゃんのために生きるんだよ。
・成績の悪い子は生きる価値がない。
・ごはんは何杯食べてもいいけど、おかずは1品だけだよ。
・ママはお仕事(実はパチンコや不倫等)だから、コンビニで買って食べて。
のような生活を、望んでではなくすることになります。
幼いころからそんな生活をすると、どうしても「ママが悪い」「妹が悪い」「生まれてきた
私が悪い」などと「悪いもの探し」を始めることに。
いわゆる「性悪説」に自分を染めることで、なんとか生きていこうとします。
みなさんは、「性善説・性悪説」はご存知ですね。
ところが、人間は善(良い人)であらねばならないので、子供に怒ってしまう私は悪人だ
とか、人のことを悪く思ってはいけないとか思い込んでいる方がとても多いのです。
実際のところ「性善説」という言葉には、そのような意味はまったくありません。
24時間人に優しく、きちんと自分を律して、決して怒らず・・・なんて行動をとれば
それこそ脳がパンクしてしまいます。
「性善説」は、孟子が唱えた説で、「人間にはもともと善(徳)の端緒が備わっていて、
それを発展することで、徳性にまで達することができるとする」という意味です。
これは、人間の本質が「善」と書いてあるだけで、生きているすべての時間に正しい
行いをするという説明はありません。
性悪説も同じですが、人は教育を受け、自分で考えることでより良くなるという点が
本質なのです。自分を知り、より良い自分になるために一緒に頑張りましょう。
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説明させていただいています。なぜか5チャンネル等でもご紹介いただいています。
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Source: 週刊山手心理相談室
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