アンギオCTを使った門脈動脈同時塞栓療法 肝臓がんカテーテル治療

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

岩本内科では
アンギオCTというCTの撮影方法を駆使しながら、
癌カテーテル治療を行います

通常は
血管造影という
動脈撮影の画像だけで
治療する事が多いのですが、

動脈は網目状に走っていますし、
癌の動脈を見つけるのはなかなか難しいのです

それに、癌の動脈は
1本だけでなく、複数本ある場合もあります

1本だけ治療しても、ほかの癌の動脈が残っていれば
癌は生き残りますので
難しいのです

さて、本日のご紹介は

アンギオCTを使うことで
確実な治療が行えた
肝臓がんの患者さま

この方は、
中国から治療を受けに来てくださった方です

CTで確認しますと
肝臓の右の後ろ側に癌があります

スライド4

血管造影を行いますと

スライド3

もやもやと黒い癌の染まりを認めますが、
黒いもやもやに関与してそうな動脈は
血管造影上はどれか分かりません
(経験的にわかるのですが・・)

スライド3

それぞれマイクロカテーテルを動脈に入れて、
撮影をしていきます

アンギオCTをそれぞれ撮影していきます
このようなやり方を行う事で、

治療しない癌の動脈を無くすことができます

この方の場合は、
1本の癌の動脈ではなく、
2本、癌の動脈が関与していました

スライド5

また、アンギオCTは
癌を見つける力が最も優れていますので、

数ミリ大の病変も見つける事ができました

選択的に挿入し治療しました

これが、門脈動脈同時塞栓療法です

確実に治療するための
様々な工夫がなされているのです

ですが、治療する側は
だいぶエネルギー使いますけどね 

でも、うまくいきました!

同じカテーテル治療でも、
技術、経験、知識、考え方で治療結果が大きく異なります

エネルギー使って、
一回の治療でくたくたになるときもありますが、
それで、ベストな結果が出せるのなら
別に苦にならないのです

今日は、
岩本内科の土曜日の外来です

さて、ガンばりますか

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

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