円安でも株高でも新NISAでインデックス投資を今すぐに始めるべき理由

内科医

 

おはようございます。

投資でいつまでたっても大きな成果があげられない方の大半が、

・リスク資産(主に株式)の保有割合が少なすぎる

・リスク資産を長い期間保有し続けられない

ことに原因があると思います。

 

 

確かに、現在は「円安」かつ「株高」局面であり、外国株は全体的に高値で推移していますので、日本人投資家にとっては投資判断が難しい状況です。

私はそれでも今すぐにインデックス投資を始めるべきだと思います。

 

【新NISAはすぐやろう】円安でも株高でもインデックス投資は今すぐに始めるべき理由

 

投資で成果を上げるコツ1:リスク資産の割合を思い切って高める

インデックス投資で成果をあげるには、とにかく「リスク資産の割合を極限まで高めること」が重要です。

全世界株インデックス投資の場合、長期で期待できるリターンは年率5%程度と見積もっておくのがよいでしょう。

決して年率20%〜30%ものハイリターンが期待できる投資法ではないのです。

 

参考までに、以下が主な投資対象ごとの期待リターンの一覧です。

毎年のように予想が変わっているので全くあてになりませんが、まぁ大体4〜5%くらいかなと見ておけばよいでしょう。

【2023年版】今後10~15年の期待リターン超長期予想:世界株式は5.90%、日本大型株式は7.80%、先進国株式は5.70%、新興国株式は7.50%! | 資産形成ハンドブック
2019~2022年については以下の記事でご紹介させて頂きましたが、JPモルガン・アセット・マネジメントによる、さまざまな資産/アセットクラスに関する、今後10~15年における期待リターンの予想がアップデートされ公表されていますので、ご紹介させて頂きます。   【2022年版】63資産の今後10~15年の期待リターン超...

 

インデックス投資で期待できるのは年率5%程度のリターンと理解してしまえば、あとは「物量で戦う」しかないことが分かります。

投資で一番怖いのは元本割れのリスクですが、幸いインデックス投資を20年以上続ければ元本割れのリスクは減ってきます。

 

長期投資のメリットの基礎知識 | ロボアドバイザーならWealthNavi(ウェルスナビ)

 

過去のデータを信じ、思い切ってリスク資産の割合を高められるかどうかが大きな成果をあげるための一番のコツです。

 

投資で成果を上げるコツ2:リスク資産を長く保有し続ける

2つ目のコツは「リスク資産を長く保有し続けること」です。

株式というのは頻繁に売買するものではなく、保有するものだと考えを改めましょう。

毎日株価をチェックする必要はありませんし、ドル円などの為替レートをチェックする必要もありません。

株価を見るとタイミングを図って何かやろうとしたくなるのが人間心理ですが、たいていは失敗するのでやめておいた方がよいでしょう。

 

ここで言う「長期保有」というのは、「最低でも10年以上」を指します。

幸い、新NISAでは非課税で運用できる期間が「無期限」になりますので、死ぬまで運用し続けるつもりで臨むのがよいでしょう。

 

投資で成果を上げるコツ3:相場を読まず、資産配分にのみ注目する

3つ目のコツは、「今は株高だから、今は円安だから」といった理由をつけて投資するのをやめないことです。

たしかに、円安や株高局面で外国株に投資するのは勇気がいるでしょう。

投資慣れしていない人ならば「損をしたくない」という心理が働き、余計に躊躇してしまうと思います。

 

しかし、長期投資でもっとも重要なのはアセット・アロケーション(資産配分)という事実を思い出してください。

長期になればなるほど、投資タイミングがリターンに与える影響は少なくなるのです。

 

投資で最重要なのはアセットアロケーション、リターンの9割が決まる | アメリカ株でアーリーリタイアを目指す

 

「何をいつ買うか」ではなく、「リスク資産が不足していればどんどん買い足す」という考え方に変えた方がよほど賢明なのです。

 

まとめ

円安・株高で、これから外国株投資を始める人にとっては大変悩ましい状況です。

しかし、それでも新NISAでインデックス投資するなら今すぐに始めたほうがよいです。

自分の理想とする資産配分に近づけることだけ考えるようにしましょう。

 

【健康に関する絶対に読んでほしいおすすめ本2選】

1. 睡眠こそ最強の解決策である

睡眠に関してはマシュー・ウォーカー氏の以下の本が決定版です。

夜寝ないことがいかに健康に悪いか、日中の脳パフォーマンス低下に直結するかを思い知らされます。

ゴールデンタイムを逸せずにとにかく寝てください。

夜遅くまでTwitterやYoutubeをやってる場合ではありません。さっさと寝ましょう。

 

2.  脳を鍛えるには運動しかない

当ブログで何度も紹介している本なので、すでに当ブログの読者は全員読んでいるかと思います。

もし未読の方がいたら今すぐ買ってください。

運動に対するモチベーションが下がったら、その都度読み返す必要がある一冊です。

運動習慣は子どもの脳機能発達や成績向上にも関連します。

全ての家庭に一冊置いておきましょう。

 

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新NISAでも期待しています。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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