おはようございます。
「クレカ投信積立」は、クレジットカードでeMAXIS Slimシリーズなどの投資信託を積み立てるだけでポイントがもらえるお得なサービスです。
現状は毎月5万円が上限ですが、今年から始まった新NISAのつみたて投資枠の上限が年間120万円(月10万円)であることもあり、月10万円へ引き上げられるという話が出ています。
現時点では「何月から実施」という確定情報がありませんが、もし月10万円になれば、i新NISAはつみたて投資枠でクレカ積立をひたすら続けるだけで十分になります。
クレカ積立の枠が月10万円になったら、成長投資枠なんて完全無視してつみたて投資枠で1800万円使い切るだけでOKになりますね。
クレカ積立でもらったポイントも同じ投信に再投資すれば最強じゃないでしょうか。— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) February 25, 2024
クレカ積立するだけで積立金額の0.5%〜1.1%程度のポイントがもらえ、そのポイントは投資信託に再投資できますので、投資効率が格段に上がるからです。
クレカ積立の上限が10万円になれば、つみたて投資枠で1800万円使い切るのもOK。ポイントはeMAXIS Slimオルカンや楽天・オールカントリーに再投資すれば最強!
クレカ積立の上限が月10万円になる見込み
新NISAが始まって2ヶ月が経過しましたが、私が今待ちわびているのは「クレカ投信積立の上限がいつ10万円に引き上げられるか」です。
以下の記事では「3月中を目指す」とあるのですが、確定情報が入ってきません。
現状ではクレカ投信積立の上限が月5万円なので、つみたて投資枠の毎月10万円のうち、「月5万円をクレカ積立、残りの5万円は口座引落」にするしかありません(下図参照)。
自動なので特に面倒ということもないのですが、できればスマートに管理したいのですね。
もしクレカ積立の上限が月10万円に引き上げられれば、新NISAのつみたて投資枠は「クレカ積立に一本化」できます。
ポイント還元の対象も月10万円に拡大されれば、毎月獲得できるポイントも2倍になりますので、再投資の効率も上がりますね。
「つみたて投資枠のクレカ積立」だけで1800万円使い切るのも正解
新NISAはつみたて投資枠と成長投資枠の合計で1800万円まで非課税で投資できる制度です。
成長投資枠の上限は1200万円までと定められていますが、つみたて投資枠には上限はなく、1800万円すべてをつみたて投資枠として使うことができます(下図参照)。
クレカ積立の上限が月10万円に引き上げになれば、
・ほとんどの家庭で毎月30万円も積立投資するのは不可能であること
・ポイント再投資によって複利効果が得られること
を考慮すると、世の中の大半の家庭にとって「毎月10万円のクレカ積立一本に絞って、1800万円を使い切る」のが最適解になると思います。
ファミリー世帯であれば、夫婦で新NISAを利用できますので、クレカ積立だけでも毎月20万円まで使えます。
成長投資枠がいらなくなってしまうくらい魅力的になると思います。
獲得したポイントはeMAXIS Slimオール・カントリーやS&P500に再投資しよう
クレカ積立で獲得できるポイントは証券会社によって異なり、SBI証券ではVポイント、楽天証券では楽天ポイント、マネックス証券ではマネックスポイントとなっています。
獲得できるポイントによってその使い道は異なりますが、全てに共通しているのは「1ポイント=1円」換算で投資信託の購入に充てられることです。
ポイントで物やサービスを買った場合、「1ポイント=1円」以上の価値になることはありません。
ポイントでeMAXIS Slimオール・カントリーやS&P500といった優良インデックスファンドを購入することで、1ポイントの価値が2円にも3円にもなります。
ポイントで投資した分も投資元本に加わりますので、複利効果が加速するわけですね。
「たった1%」という人もいると思いますが、投資の世界では「1%を馬鹿にする人は1%に泣く」と思います。
まとめ
クレカ積立の上限が月10万円に引き上げられれば、つみたて投資枠だけ使って毎月コツコツ積立投資を継続するだけで十分になります。
獲得したポイントでオルカンやS&P500に再投資すれば、複利効果が加速しますね。
【インデックス投資の名著!チャールズ・エリスの代表作2冊】
1. 投資の大原則
バートン・マルキールとの共著です。
インデックス投資のエッセンスだけ詰め合わせた本で、『敗者のゲーム』や『ウォール街のランダムウォーカー』よりもサクッと読めます。
インデックス投資やるなら、最低でもこの本は読んでおきましょう。
2. 敗者のゲーム
数あるインデックス投資本の中でも最も有名な1冊ですね。
私はこれまでに10回以上読みました。
常に手元に置いておき、投資方針がぶれそうになった時に何度も読み返したい名著です。
インデックス投資家なら一度はぜひ。
【関連記事のご紹介】
クレカ積立のポイント還元率ではマネックス証券が一歩リードしています。
SBI証券もプラチナプリファードなら優秀ですが、さすがに年会費が高いので一般向きとは言えません。
つみたて投資枠は購入できる商品が限られているため、クレカ積立によるポイント還元くらいしか差が出ません。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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