【楽天証券・NISA投資信託ランキング】eMAXIS Slimオルカン、S&P500のトップ2は安定。楽天・オールカントリーやインド株など楽天・プラスシリーズが人気です。

内科医

 

おはようございます。

前回、2月末時点の「楽天証券・NISA投資信託ランキング」を解説してから1ヶ月半が経過しました。

 

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久しぶりにランキングトップ10を見ていきましょう。

世間でどんな投資信託が支持されているのか知ることは、自分の商品選びの参考になります。

今回のランキングの全体的な傾向としては、

1. オールカントリー(全世界株)とS&P500(米国株)インデックスの人気が続く

2. NASDAQ100とFANG+も人気

3. インド株の人気が急上昇中

でしょうか。以下で詳しく見ていきましょう!

 

【楽天証券・NISA投資信託ランキング】eMAXIS Slimオルカン、S&P500のトップ2は安定。楽天・オールカントリーやインド株など楽天・プラスシリーズが人気です。

 

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とS&P500の2強は安定

以下が実際のランキングトップ10(NISA口座、買付金額ベース)になります。

 

 

新NISAが始まって以降、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とS&P500の2強は盤石ですね。

3位が「楽天・S&P500」、4位が「楽天・オールカントリー」であることを考えると、王道の「全世界株式インデックス」と「米国S&P500」に人気が集中していると言えます。

多くの方が長期投資の「王道」と言うべき商品に投資できていることを意味していますので、大変好ましい傾向ですね。

はっきり言って、新NISAは「つみたて投資枠」「成長投資枠」関係なく、この4つのどれかに投資しておけば間違いありません。

素人が下手に個別株であれこれ挑戦するより、よほど確実性も勝率も高いでしょう。

 

米国メガテックに投資するNASDAQ100やFANG+の人気が高い

全世界株式と米国S&P500以外で人気があるのは、

・6位と8位に入ったNASDAQ-100に投資するファンド

・9位に入ったiFreeNEXT FANG+インデックス

です。

 

ここで、QQQ(NASDAQ100、青)、VOO(S&P500、緑)、VT(全世界株式、赤)の2024年初来のリターンを見てみましょう。

 

Yahoo financeより引用

 

VOOとQQQのリターンはほぼ同じで、わずかにVOOが上回っています。

2023年はQQQの方が圧倒的に高いリターンを示していましたが、今年はS&P500も健闘していますね。

VTは米国株に劣後している状態です。

テック銘柄はボラティリティが高く、株価が上がる時の勢いはすごいですが、下がる時も勢いよく下げます。

長期保有できれば勝てる確率は高いですが、下落局面で慌てて売ってしまいたくなるならリスクのとりすぎですので、今のうちに見直しておきましょう。

 

米国株以外では「インド株」の人気がアップ

インド株投信の人気も相変わらずです。

・7位の楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド

・10位のiFreeNEXT インド株インデックス

の2商品がランクインしています。

 

さらに、買付金額ではなく「積立件数」のランキングを見てみると、なんと楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンドが1位なんですね。

 

NISAランキング(積立件数) | 投資信託 | 楽天証券

 

買付金額では7位、積立件数では1位ということは、「インド株投信を少額で積立設定している人が多い」ことを意味しています。

米国株のようにコア資産にするのは怖いけれど、市場成長性も高そうだし少額なら投資してみたいという投資家心理を表しているようです。

私はインド株投信への投資はしていませんが、「インド株投信が積立件数で1位」というのは時代の流れを感じますね。

それだけ低コストでまともなインド株投信が増えてきたということでしょう。

ただし、インドに限らず、単一新興国への投資はかなりハイリスクなので資金管理にご注意ください。

 

まとめ

楽天証券のNISA投資信託ランキングトップ10をご紹介しました。

基本的には、1位〜4位のオールカントリーもしくはS&P500投信を選ぶのがよいと思います。

それにしてもインド株投信が積立件数で1位というのは驚きました。

皆さんけっこう冒険派ですね。

 

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世の中には魅力的な金融商品が多いですが、「本当に20年後にVOOやVTに勝てるのか?」と考えると「VOOやVTでいいや」となることが多いですね。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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