卵巣がん、腹膜播種に対する動注療法

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

朝がずいぶん涼しくなりました
と言っても、まだまだ日中は暑いですよね

最近、ハマっているテニスですが、
日中に練習すると、もう絞れるくらい汗だくです

日頃の考えないといけないことを忘れて、
一つのことに集中する時間があるのは、本当に良いですね

いわゆる、鬱とか抑うつ状態に陥るときには、
頭の中で、ずっとストレスごとを考えすぎてしまい、
そこから離れられなくなっています

その状態が脳で続くと、
脳で働く神経物質のバランスが、常に抑うつ状態に合わせた脳の状態になってしまうので、
回復できなくなってしまうのです

ですので、考えすぎない時間を作れるかというのは、
とても大切なことなのです

がんを患うときにも同じことが言えるかもしれません
がんがあると、いつも気にしないといけません

そうすると、いつも頭の片隅でがんのことを考えざるを得ない
難しい事ですが、一時的にでもがんを忘れる時間を作る
大切なことに思います

どうしたら、忘れる時間になるか・・もうちょっと考えてみたいと思います

さて、
本日、ご紹介は、
他県、遠方から来院されている患者さま

卵巣がんを患い、肝臓内と腹膜播種を骨盤内に認めている状態

カテーテル留置を行い、まず肝臓内の病変に対して、動注療法を

そうすると、肝転移の病変は縮小傾向

今回は、腹膜播種に対しての治療のために
新しいカテーテルReMAPを留置し、
治療を開始しました

スライド2

骨盤内の腹膜播種が
どの動脈から栄養されているかアンギオCTで評価しました

下腸管膜動脈
両側内腸骨動脈

評価の結果、
両側内腸骨動脈からがんが栄養されていることが分かりましたので、

スライド3
スライド4

スライド5
スライド6

その動脈に動注療法を実施します

狙い通りに治療が行えました
動注療法は肝臓の病変だけでなく、色々な転移臓器にも行うことができるのです

継続治療を行います
いとまず、安全に、狙い通り治療ができて、一安心です

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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