2009年に篠山市でクリニックを開業して、
毎年この時期に丹波篠山の黒枝豆を、
お世話になってきた方々に送っている。
もう今年で15回目となった。
1998年4月に関西医科大学胸部心臓血管外科教室に入局した。
胸部心臓血管外科教室に入局した一番の理由は、
当時の胸部外科の今村教授がカッコよかったから。
胸部外科教室をやめ兵庫医大リハビリ科教室に行くことになり、
退局の挨拶に伺った時「章太郎お前はそっちのほうが似合ってる。」
って言われたのがまるで昨日のことのように思い出される。
薬屋と付き合うな。自分の金で遊べ。
患者の変化を自分の目で見ろ。予測しろ。
死の場面は家族には一生残る。俳優のようにしっかり演じろ。
ちゃんと見送れるようになれ。手術を任すにはそれからだ。
医者の仕事は生きている患者の命を預かる仕事。
死体には触れるな。そこからは葬儀屋に任せろ。
医業は労働基準なんかでするものではない。
医者人生でそのことを考え続けてみなさい。
どの言葉も医者を辞める日まで忘れないだろう。
26年前にこんな多くの大切な言葉をいただいた。
その恩師今村先生から黒枝豆のお礼の
直筆のお手紙を今年もいただいた。
今年で15回目となるこのお手紙の最後に書いてあった。
来年3月末で名誉院長を退職します。
本年を最後にご放念ください。
長い間ありがとうございました。
とのこと。
医者になって26年。開業して15年。
ぼんやりと今村先生の言葉を思い出しながら、僕もあと10年。
今見えてきた課題に向き合いみんなと地域医療に邁進しようと思った。
僕のリハビリマインド。これはあの人への誓いの証。
僕のリハビリマインド。僕なりの医師としての志。
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