中国の論点すり替え

「Copy(聞こえました)」であって、了解ではない。

「Copy」だけ: 「聞いたよ」「なんとなくわかったよ」という軽い返事にもなり得ます。
「Copy that」: 「確かに受信して理解しました」という、より明確な「了解」の意味になります。

公海上である限り自衛隊機も自由に飛行できるんですよ。

🇨🇳中国側が公開した「音声データ」のトリック — 現場の無線は「事前通告」ではありません

時事通信が報じた「中国側が公開した音声データ」について、事実関係を整理すると、中国側が仕掛けている論点のすり替えが見えてきます。

■ 「事前通告」のすり替え

中国側は「現場で無線で退去を呼びかけた(音声あり)=事前通告した」と主張していますが、これは国際ルール上、通用しません。

🔵本当の事前通告(NOTAM等)
数日前に国際的に公示し、訓練海域を設定する
🔴中国の主張
公海上で、直前に無線で、艦載機訓練の実施を中国語と英語で通知

添付の地図をご覧ください。中国艦隊が通過した海域はもともと日米が国際手続きに則って訓練・試験区域(NOTAM)を設定していたエリアです。
→ 参考🌐https://www1.kaiho.mlit.go.jp/TUHO/vpage/mobile/visualpage.html

事前通告されたこの日本の訓練領域に、中国側はあえて入ってきて、「艦載機訓練をすること」を現場の無線一つで宣言したことを「事前通告」とすることは、国際法上の「航行の自由」を無視した暴論です。

■ 「レーダー」のすり替え

中国側は「自衛隊機が近くに来たから、捜索レーダーに映った(感知した)だけ」と説明していますが、これも論点がズレています。

⚫️捜索レーダー(Search)
周囲を見張るための「目」。常に使用するもの。
🔴火器管制レーダー(Fire Control)
攻撃対象にミサイルを撃つためにロックオンする「銃口」。

日本側が抗議しているのは、後者の「銃口(火器管制レーダー)を向けられたこと」です。
「目が合っただけ(捜索)」と「銃を向けた(照射)」を意図的に混同させ、「日本が過剰反応している」というナラティブを作ろうとしています。

■ 公開情報と報道から得られた事実のまとめ

●距離: 52km/148km(衝突の危険なし)
●場所: 公海・公空(日本の飛行は合法的)
●通告: 日本側は正規手続き済み、中国側は現場の口頭主張のみ

公開された音声で自衛隊機が「Copy(聞こえました)」と答えたのは、通信の受信確認であり、中国側の理不尽な要求への「同意」ではありません。

🗣️ 中国側の主張は、国際慣例とは整合しない主張に過ぎないと言えるでしょう。

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ADIZ-China内で日本機が中国機にレーダー照射しても怒らないのかしら…🤭 
中国の防空識別圏で自衛隊が飛行と艦隊演習しても良いというのが中国の主張ですからね。

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取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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