2010年の出来事: 中国は尖閣事件への報復として、税関手続きの厳格化などを通じて対日レアアース輸出を事実上停止しました。日本の対策: この「レアアース危機」の教訓から、日本は中国への過度な依存を減らすため、供給源の多様化、備蓄の拡充、省資源化、リサイクル技術の開発などを進めてきました。現在の依存度: これらの努力の結果、日本が輸入するレアアースの中国依存度は、一時期の90%から現在では約60%程度まで低下したとされています。現在の懸念: しかし、EVモーターなどに不可欠な重希土類(ジスプロシウムなど)については、依然としてほぼ100%中国に依存しており、供給リスクは残っています。
19日はフリー記者が「レアアース輸入停止の被害額はご存じないのか?」と質問し、小野田大臣が「仮定の質問にはお答えいたしません」と返すなどの展開だった。23日はこのフリー記者が損害額のデータを提示し、「中国からのレアアース輸入停止の損害額を推定した大和総研のリポートによると、損失額が1年間でGDP1.3%減、7兆円程度ということですが、こういう莫大な経済的損失が出るということを知ったうえで、大臣が『すぐに経済的威圧をかける中国依存からの脱却』を訴えられたのか、認識していたのか?」と質問。
小野田大臣は「何度も申し上げておりますが、個別の推計に関するところのコメントは差し控えますが、我が国としても他国としてもこの経済安全保障におけるサプライチェーンリスクというものは常に考えておりますし、それに対応していくことはどの国もやっていることで、私としても当たり前のことを申し上げただけです」と答えた。
記者が「莫大な経済的損失が出るということは認識していた上での発言だったのか、そこを聞いているんですが」と食い下がると、「どういう損失が出るかも含めて、 仮定のことにはお答えを差し控えます。どんな状況であったとしても、 私が経済安全保障担当大臣として、 経済安全保障に対するサプライチェーンリスクをなるべく低減していくことを行うということは当然のことです」と述べた。
記者がさらに「中国からのレアアースの輸入停止、その経済的損失額が半減するのにどれくらい時間がかかるとご覧になっているか?」と聞くと、「具体的なことは申し上げません」と即答。
さらに記者は「結局、高市政権というのは、対中国強硬姿勢を貫くことで高支持率をキープすると、それを優先しているんじゃないかと、国民生活二の次、内閣支持率ファーストのように思えるんですが、違いますか?」と別の角度で聞いた。これに対し小野田大臣は「ちょっと何言ってるかわからないんですが、 我々は常に日本国のための政策を前に進めることしか考えておりませんので、支持率を考えて政策をしている人はいないと思います」と述べた。
小野田紀美は国民の代表であると同時に、記者会見で説明責任を果たすべき閣僚だっていう事がまるで理解できていないネトウヨらしい言い草。
無礼なのは権力を握った途端、自分が偉くなったと勘違いし、国民の知る権利の為に質問している記者を馬鹿にし、答弁拒否した小野田紀美の方だよ。 https://t.co/JhXANrSEAo
— seal (@4RygOC0vJEwjTpl) December 22, 2025
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Source: 身体軸ラボ シーズン2


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