公示を前にして関西の準キー局である毎日放送(MBS)が放送した「政党分類」が、あまりに偏向しているとしてネット上で大炎上している。特定の政党を「周りから怖いと思われる日本」を目指す勢力と定義づけた解説に対し、当事者である政党代表らが激怒。番組内で謝罪が行われたものの、ネット上では放送法に抵触するのではないかとの疑念の声が止まない事態となっている。問題となったのは、1月21日に放送されたMBSの関西ローカル情報番組『よんチャンTV』だ。「あす衆院解散 多党乱立の選挙戦へ 公約どう見る?判断は?まえはるプレゼン きょうの現場」と題されたコーナーで、進行役の前田春香アナウンサーが、各党の立ち位置を解説するためにホワイトボードを用いた際のことだった。
ボードには「有権者の判断軸は? 武田一顕氏」と、元TBS記者でジャーナリストの武田一顕(かずあき)氏の名が明記されていた。前田アナは、武田氏の見解として以下のように説明を行った。
「われわれが求める日本(ニッポン)は、優しくて穏やかな日本なのか。そして、強くて、まわりからこわいと思われるような日本を目指しているのか。ここがひとつの判断軸になってくるということです。政党を分けますと、こういった形ですね。はい(とフリップを示す)。優しくて穏やかな、中道、国民民主、共産、れいわ。強くてこわいと思われる日本は、自民、維新、参政が目指していますので、こういったところから公約の入り口として見ていくことが、ひとつ入り口としては、ま、ハードルが低いかなと話していました」
公共の電波を使い、特定の政党(自民党、日本維新の会、参政党)を「強くて怖いと思われる日本」を目指すグループとしてカテゴライズし、一方で立憲民主党や共産党などを「優しくて穏やかな日本」としたこの解説は、明らかに特定の政治的意図を感じさせるものであった。
さらに、このボードには、社民党、日本保守党、チームみらいの名は無かった。
この極端な二元論を提唱した武田氏は、「サンデージャポン」などの番組で「国会王子」の愛称で知られた元TBSの記者であり、現在もフリージャーナリストとして同番組の金曜レギュラーを務めている。
武田氏はTBS時代に北京特派員や報道局編集長を歴任しており、自身のX(旧ツイッター)プロフィールでも「中国外交と日本の政局に精通」と謳っている。今回の「強い日本=怖い(悪)」、「穏やかな日本=優しい(善)」というレッテル貼りとも取れる分類に対し、ネット上では氏の思想的背景を疑う声も上がっている。放送中からSNS等で批判が相次いだことを受け、番組終了直前、メインパーソナリティの河田直也アナウンサーが神妙な面持ちで謝罪を行った。
「ここで、訂正とおわびです。午後4時台のプレゼンコーナーの中で、衆院選の各政党の公約を伝えるスタジオ説明の中で、自民、維新、参政党について、誤解を招くような表現がありました。おわびいたします」
しかし、具体的な訂正箇所や、なぜそのような表現に至ったかの経緯説明はなく、「誤解を招く表現」という言葉で片付けたことに、さらなる批判が集まっている。MBSとしての公式な声明は現時点(23日朝)で出されていない。
法曹界からも厳しい指摘が入った。吉本興業NSCに入学後、弁護士の道を歩んだユニークな経歴を持つ星野峻三氏は、謝罪の内容が不十分であると指摘する。
「偏向報道まるだし。故意に誘導しているくせに『誤解を招く表現がありました』は謝罪としても不十分。」
一般ユーザーからも、放送法4条(政治的公平)を問う声が殺到している。「偏向報道。謝罪したんだね。苦情殺到だったんだろうね。でも苦情は当たり前だよ。こんな偏向の内容を放送していいって感覚がヤバすぎるよ。」と、テレビ局のコンプライアンス感覚の欠如を嘆く声は多い。
さらに、日本保守党が含まれていないことへの違和感や、印象操作の露骨さを指摘する次のような声も散見された。
「公共の電波を使って『怖い』というネガティブな印象を特定の政党に植え付けるのは、明らかに選挙妨害ではないか」
「『優しくて穏やか』という言葉で防衛力強化に反対する野党を美化している。武田氏の北京特派員としてのバイアスがかかっているのでは」
武田 一顕(たけだ かずあき)
ジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督、元TBS記者生年月日 1966年9月18日 愛称 国会王子 専門分野 中国外交、日本の政局 学歴 早稲田大学第一文学部 中国文学専修 卒業
香港中文大学への留学歴あり職歴 元TBSテレビ(1991年〜2023年6月)
北京特派員、TBSラジオ国会担当記者、報道局ニュース編集長などを歴任監督作品 映画『完黙 中村喜四郎~逮捕と選挙~』(2022年)
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Source: 身体軸ラボ シーズン2




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