診療所

1年に50人くらいの方とお別れをする。大体2ヶ月くらいのお付き合いだ。なかには、年に数名、お付き合いが、たった3日くらいの方がおられる。病院では死にたくない。自分の家の畳の上で死にたい。こう言って、必死にお家に帰ってこられる。これもまた、一...

お家での最期の大切な時間を過ごすために、ザイタク医療のご依頼が続いている。世間は、コロナで右往左往だが、ここザイタクでは、尊厳死・平穏死の日々だ。毎週、平穏にどなたかが旅立たれる。先日から考えている『不安』そう言えば、この『不安』は、やっぱ...

昨日、書いたように、不安＝急変✕医療依存度であるのだが、実際にそうなのか、もう一度考えてみた。そして、不安が強いとどうなるか、考えてみた。『医療依存度』に関して。輸血を必要以上に続けている患者さんは、不安が強い、のか？化学療法を必要以上に続...

今日は、ちょっと難しい話だ。ゆっくり、眺め、読み、考えてみて欲しい。不安＝急変✕医療依存度不安スコアが高いと、やはりザイタクはうまくいかない。ザイタク生活における不安は、急変の経験と医療依存度を掛け合わせたものだ。急変経験のトラウマは、初回...

三田でザイタクを続けていると、TANAKA SOULをすぐに感じ取っていただける場面が増えてきた。小脳症状のある患者さんのベッド、なぜ3モーターが必要か？そして、マットレスには、なぜ適度な硬さが必要なのか？こんな介護や医師の国家試験の問題の...

あっという間に、夏。一気にやってきた夏の日差しに、タナカのスピードが落ちそうになる。それでも、自然は、どんどん進んでゆく。新型コロナ第2波への備えも、スピードを上げてやっていきたい。まず、検証しておこう。ザイタク医療において、コロナ第1波到...

世の中は、コロナの津波で、大きな痛手を負った。しかし、WITHコロナ時代。何度でも立ち上がろう。起き上がろう。七転び八起きが信条だ。日本は、手洗い・うがい・マスクはお手の物。あとはソーシャルディスタンスに加え、オンラインを活用した働き方改革...

人生は『ユーモアと笑い』次第で、良くも悪くも大きくかわる。というのが僕の考えだ。人生は、開けてビックリ玉手箱にならんようにふだんから、『心づもり』が大切だ。この考えを広く知ってもらうために、玉手箱研究会活動を継続中だ。さすがに、こんなコロナ...

アメリカの先住民は、季節を把握するために、各月の満月に、名前をつけていたそうだ。今夜は、ストロベリームーンという満月だ。冷凍イチゴでもかじりながら、ストロベリームーンを眺めて、いろんなこと、ふかく、静かに、考える時間にしよう。太陽の塔や通天...

タナカは、昔からすぐ人のマネをしてきた。良い！と思ったことなら、どんどん取り込んで実践してみる。アカンかったら、どこがアカンかを検証して、さらにバージョンを上げて、やってみる。そうこうしているうちに、いつの間にやら自分のものになっている。真...

医療者は時に、患者さんの人生を図らなければいけない。図り方次第で、人生を大きく変えてしまうのも事実。ラグビー少年は、毎日、学校や公園で、タッチフットボールを楽しんでいた。少年は、その当時、強い神戸製鋼ラグビー部の平尾選手に憧れていた。神戸製...

4月5月は、本当に大変なザイタク医療だった。コロナと共生を目指しながらも、目に見えない不安との戦いは、患者さんだけでなく、医療者も、大変だったと思う。第2波までに、リカバリーが必要だ。タナカは、ラグビーが大好きで、いつもそこに、ヒントがある...