新型コロナ感染の英クルーズ船を受け入れたキューバ

その他

新型コロナウイルスの影響で、
世界各地でクルーズ船の受け入れ拒否が起きています。

その一つが
千人以上の乗客乗員が乗る大型英国クルーズ船「ブリーマー」

船内で複数の新型コロナウイルスの感染者が確認され、
周辺各国に避難を要請したものの
相次ぎ受け入れを拒否。

1週間以上にわたり受け入れ国を探していましたが
今回
キューバ政府が受け入れを表明。

無事にキューバの首都ハバナ近郊に接岸しました。

これは
逼迫した状況と感染者と乗員乗客の人命リスクを考慮しての
人道的決断です。

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cubadailymail.co.uk

キューバでは、
細胞中のウイルス増殖を抑制する組換えヒトインターフェロンα2B(IFNrec)が
遺伝子工学・バイオテクノロジーセンター(CIGB)の研究者チームによって
1986年に開発されています。

このインターフェロンα2B(IFNrec)は、
キューバの国民医療制度に導入されて以来、
数多くのキューバ人のさまざまな病気の患者の治療に利益をもたらしてきた。

IFNrecが効果ありと判定されたものには
さまざまな種類の腫瘍やがん、B型・C型肝炎、帯状疱疹、 HIV/エイズ、デング熱、ヒトパピローマウイルス感染症、尖圭コンジローマなどがあります。
IFNrecは
ウイルス増殖を抑制する性質を持つことから
今回の新型インフルエンザにも応用されつつあるようです。

すでに

スペイン南部の都市セビリヤのビルヘン・デル・ロシオ病院において
キューバ産製剤IFNrecが
HIV/エイズ治療薬と併せて投与されています。
現在のところ、
効果的のようだということです。

さらに
キューバは
ホメオパシーも発展しています。

この国の医学部では
医師になるためにホメオパシーは必修科目になっています。

キューバは、
毎年ハリケーンの被害に見舞われる国であり、
ハリケーンの洪水によって
水を介した汚染リスクが高まる時期には
レプトスピラ感染症が流行します。

2007年までは、
政府の対策は、
レプトスピラのワクチン接種による感染予防でした。

でも
レプトスピラのワクチン接種では、
費用がかかること、
副反応の問題、
抗体価の持続性の問題など
多くの難関がありました。

そして
充分な予防効果が得られなかったのです。

そこでキューバ政府は
2007年8月から、
2つの州の230万人の住民たちを対象に、
ホメオパシーの発症予防を開始してみました。

2週間の間隔で、1人たったの2回投与という簡易なもの。

230万人分の費用は、
ワクチン予防接種の約3億3千万円に比べて、
たったの2千万円という安価なもの。

その結果、
ワクチン接種を実施していた頃には、
感染者は毎年増加し、
千人単位でしたが

ワクチン接種を中止して
ホメオパシー開始してから、
わずか2週間で、
感染者の数がたったの数人となり
死亡者数はなんと0人。

2008年には死亡者数0人を達成。

感染者数も毎月に10人以下となりました。

Large-scale application of highly-diluted bacteria for Leptospirosis epidemic control.

米国からの厳しい経済制裁を受け続けているキューバでは
マスクもないし
手洗いも十分にできる設備すらありません。

近隣諸国も同様で、
空港ではEUからの飛行機を着陸拒否にしたところも
出ています。

でも
キューバでは、
IFNrecに加えて、
過去に実績のあったホメオパシーがあります。

だからこそ
新型コロナの感染者がいる大型クルーズ船の受け入れを表明できたのではないでしょうか。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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