イブプロフェンと、アセトアミノフェン

1週間ほど前だっただろうか

  『新型コロナウイルスは、
   イブプロフェンを服用すると悪化する。
    (医師の診断のもと、使用可)
   アセトアミノフェンを使用することが望ましい』

そう聞いたのは...

もちろん、その段階では科学的な根拠はなく、
数日後、
「事実確認はない」と、WHOが公表をしている

私自身、この1か月ほど、
風邪の症状が抜けていない

時期が時期だけに、
様々な妄想が頭を駆け巡る

しかもこの街は、
一番初めに“集団感染”が認められた地域でもある

そりゃあ、気にならないわけがない

ただ、唯一、熱っぽさがないのが救いであるが...

が、私は、この、

『新型コロナウイルスにイブプロフェンは
 症状を悪化させる』

という文言を目にした前日、
頭痛のため、
イブプロフェンの鎮痛剤を飲んでいた

「いやいや、
 私はコロナにはかかっていない。
 しかも、この情報、また“ガセ”でしょう」

...が、これが本当だとしたら、

私は、アセトアミノフェンを使用できない

副作用が出るからだ

『アセトアミノフェンは、
 副作用がほとんどなく、安心・安全な薬』

そう言われているようなのだが、
私にとっては“恐ろしい薬”扱い

アセトアミノフェンは
風邪薬にも広く用いられているため、
購入するときや服用時には要注意なのだ

私はいつもバッグに入れて
持ち歩いているものがある

それは、

  ○健康保険証
  ○病院の診察カード

そしてそこに一緒に入れているのは、

  ○病歴
   (左乳がん、腋窩リンパ節郭清)
  ○副作用が出る薬
   (アセトアミノフェン)
  ○アレルギー(紫外線)

...の、メモだ

万が一、出先でなにかあったら...

これを持ち歩いていれば、
とりあえず、少しは役に立つだろう――

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Source: りかこの乳がん体験記

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